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【完結】剣製の魔法少女戦記
第五章 StrikerS編
第百二十話    『シホのシュートイベイション』
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とも全然違うんやけど、今回は二人の目的が一致したから。
そもそも、六課の立ち上げの実質的な部分をやってくれたのはほとんどカリムなんよ?」
「へー…」
「だからおかげであたしは人材集めの方に集中できた」
「信頼できる上司って感じ…?」
「仕事や能力はすごいんやけど…上司って感じはあんまりせえへんのよ。どっちかっていうとお姉ちゃん、って感じや」
「そっか」
「レリック事件がひと段落したら紹介するよ。フェイトちゃんもなのはちゃんも気が合うと思うで〜?」
「楽しみにしてるよ」
「しっかしこう訓練ばっかだと飽きてくるぜ」
「ランサーは鍛える方なんだからそう言わないの。エリオも感謝しているから」
「へいへい…」

そんな話をしながら私達はフェイトに送ってもらった。



◆◇―――――――――◇◆



六課隊舎に戻ってスバル達女性陣はシャワーを浴びているところだった。
シャワーを浴びながら、

「えっと、スバルさんのローラーブーツとティアさんの銃ってご自分で組まれたんですよね?」
「うん。そうだよ〜」
「自作で組むってすごいよねー」
「訓練校でも、前の部隊でも支給品って杖しかなかったのよ」
「あたしはベルカ式で、それに戦闘スタイルがあんなんだから。そしてティアもカートリッジシステムを使いたいからって…」
「そうなると自分で作るしかないのよ。訓練校じゃオリジナルデバイス持ちはあたしとスバル、それにリオンって子の三人だけで…。
それが縁でトリオを組んでいたけど、ほかにはいなかったから目立って仕方がなかったわ」
「あ! それでスバルさんとティアさんのお二人はお友達に?」
「腐れ縁とあたしの苦悩の日々の始まりって言って」
「あははー。でも…リオンは今、元気にしているかな…?」
「スバルさん、リオンさんってどんな人だったんですか…?」

ランがそうスバルに聞く。
それにスバルは、

「…ん? そうだね。
同じ訓練校であたしとティアとトリオを組んでいて、ちょっと背が小さくてよく背伸びをしているのが微笑ましかったかな。
でも頑張り屋さんでなにをやるにも一生懸命だった。
それにレアスキルで五秒先の未来を予知するとかいう能力を持っていたんだよ」
「へー…すごいですね」
「うん。今は連絡も取れていないし、どこの部署に配属しているのかわからないんだけど、元気にやっていたらいいなって、思うんだ。…ね、ティア?」
「そうね。…それになにかあの子、少し訳ありっぽそうだったしね」
「そうだね。…っとと、リオンの話はまたあとで教えてあげるね。
それで、話は戻ってランとレンは誰にデバイスを作ってもらったの…?」
「はい。魔術事件対策課のデバイス技術班の月村すずかさんという人に作ってもらったんです。
でもや
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