第参話 《第一層ボス攻略戦》〜後編〜
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斐ない俺についてきてくれて、ありがとう」
心からの笑顔でそう言って、シキは「これからどうする?」と皆に訊く。
「俺は……ソロとしてやってくよ。クリアするにはレベルが必要だからな」
「私も同じく」
頑張れよ、と端的に励まして、シン達へと向いた。
「で、アティはどうするんだ?」
「私は……貴方達と一緒に行こうかな、と思ってます」
「…………大丈夫か?」
何がです? と首を傾げるアティ。
「いや、俺と一緒にいたら……」
「それこそ心配無用です。そんな程度で挫けるような女じゃないですよ。私」
ははっと笑って、シキは握った右手を前に突き出した。
「ほらみんな、手出せよ」
シキらしいな、と笑いながら右手の握り拳をシキの手の近くに持っていくシン。
はぁ〜、と呆れた風な溜息を吐きながらも笑って右拳をシキの手の近くに持っていくチルノ。
? と疑問気な顔をしながらも右手の拳をシキの手の近くに持っていくアティ。
たまにはこんなのもいいか、と失笑しながら拳をシキの手の近くに持っていくキリト。
くすくす、と小さく笑いながら薄い手袋をはめた拳をシキの手の近くに持っていくアスナ。
「よし、とりあえずお疲れさん。それじゃ、また全員生き残って再開できることを祈る! また会おう!」
「オーッ!!」
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