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真剣で武神の姉に恋しなさい!
金曜集会
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よろしく」

 クッキーは腹の辺りを開け中からコーラを取り出し千李に手渡した。

 ところでさ、とコーラを渡しながらクッキーが聞いた。

「千李は明日何をして遊ぶかの議題に参加しなくていいの?」

「ええ。私は明日湘南伊に用があってね、午前中あの子達が遊ぶ時間帯にはもういないと思うからね」

「そっか。じゃあ仕方ないね」

 クッキーは元の位置に戻っていった。

 千李はじゃれあっている大和たちを見て思った。

 ……さて波乱が来なければいいけどね。

 そんなことを心配しながらも千李の口元は不適にゆがんでいた。

 まるでこれから起こる波乱を楽しむかのように。

 夜は更けていく。

 静かにそして刻々と。



 そして翌日の朝9時千李は湘南へ跳び立った。

 文字通り跳び立った。

 跳んでいった千李を見送った千李をみて鉄心が頭を押さえていたのは言うまでもない。
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