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IS《インフィニット・ストラトス》 〜死神の序曲〜
本編
教員の実力『前』
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更衣室で何かあったとしか考えられないんだけどなぁ…。
「どうせ、一夏さんのことですからまた女性に囲まれていたんでしょう」
当たってるけど違うよセシリアさん。
理由はそれじゃないよ。
「そのように女性にデレデレしてるから、ボーデヴィッヒさんに叩かれそうになるのですよ」
「違うって。あれは別のだな…」
セシリアさん、あの平手打ちはたぶん一夏の女性関係とあんま関係ないと思うよ?
いや、織斑先生が絡んでいるから関係はなくはないのかな?
「何?またなんかやったの一夏?」
うわぁお!鈴お姉ちゃんまで登場したよ。
こりゃあカオスになるかな?
「一夏さん、今日来た転校生に叩かれそうになりましたのよ?」
「はあ!? 一夏、アンタ次は何をやらかしたの?」
「俺は何もしてねぇよ!」
そろそろ喋るの止めないと後ろで般若と化した織斑先生が睨んでるよ?
「ほぅ?織斑、遅刻しておいてお喋りとは良いご身分だな?そしてオルコットに凰、お前らが喋っている分授業の時間が圧迫されているのだが?」
三人はようやく織斑先生に気付き、ギギギッとブリキのおもちゃのようにゆっくりと振り返る。
次の瞬間にドゴンッと三回、アリーナに音が鳴り響いた。
残念、理由が分からなかったか。
そして三人が痛みで悶えているのをスルーして織斑先生が喋りだした。
「では、本日から格闘及び射撃を含む実戦訓練を開始する」
『はい!』
みんな元気だねぇ。
まあそれも当然か。
専用機を持ってない人達にとっては楽しい楽しい授業だもんね。
ただ専用機持ちは逆に手伝いとかさせられるから面倒なんだよね〜。
それにしても頭を強打された三人はまだ頭を押さえて踞ってるよ…。
まあ紙繊維で出来たもので叩いた音じゃなかったもんねw
「では、まず戦闘を実演してもらおうか。ちょうど活力が溢れんばかりの十代女子もいることだからな。鳳! オルコット!」
「な、なぜわたくしが……」
「一夏のせいなのになんでアタシが……」
ドンマイ二人とも。
「専用機持ちならすぐに始められるだろ。いいからすぐに前に出ろ」
それにしてもやる気ないな二人とも。
まあそれも当然だよね。
しょうがない、二人の元気を出させるか。
僕の前を通りかかった鈴お姉ちゃん達に一夏に聞こえないようにボソッと呟く。
「……ここで良いとこ見せたら一夏に好印象じゃないのかな〜……」
「「!?」」
お?分かりやすい反応だw
「やはりここはこのセシリア・オルコットの出番ですわね!」
「専用機
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