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IS《インフィニット・ストラトス》 〜死神の序曲〜
本編
教員の実力『前』
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〜レイside〜

一番乗りで僕がのんびりアリーナで待っているとセシリアさんが歩いてきていた。


「あら、怜さん?」


セシリアさんにエンカウントしました。

さあどうする?



戦う

→話す

嘲笑う(あざわらう)

逃げる



よし、ふざけてないで暇潰しにでも話そう。

というか嘲笑うのはないわぁ…。


「早いね〜セシリアさんは」

「怜さんの方が早いじゃありませんか……」


HAHAHA……、まあそうだけどね。


「ところでボーデヴィッヒさんとはお知り合いなのですか?」

「いや、朝も言ったけど今日初めてあったよ。まあ私に似た人にでもあったんでない?」

「そうですか。名前も一緒なんて凄い偶然ですわね…」


本当は知り合いです。

そして素直だよねセシリアさんって。

まあこれについては悪いけど言うわけにはいかないんだ……主に正体がバレるから……。


「いつまで喋っているつもりだ、バカ者ども」 


ズドンッと二回連続、僕とセシリアの頭に出席簿が振り下ろされた。

おぉぉぉぉ!物凄く痛い…。

セシリアさんも頭を押さえて悶絶してるし。

というかいつの間にか来ていたんだね織斑先生…。

僕でも気付かないってよっぽどだよ?

気配遮断スキルでもついているの?


「織斑とデュノアがいないな」

「あ〜、たぶんそれは「「すいません遅れました!」」さ……」


織斑先生に謝りながら一夏とシャルルさんが更衣室からアリーナに出てきた。

二人とも何をあんなに時間かかってたんだろうか?

更衣室には五分前には着いていた筈でしょう?

着替えるだけなら一分あれば余裕でしょうに。

ん?何で五分前には着いていたことを知っているかって?

更衣室から気配を感じていたからですが何か?


「随分とゆっくりでしたわね一夏さん?」


セシリアさんは一夏に突っ込む。

僕も気にはなるが織斑先生から叩かれたくはないのでゆっくりと離れる。

遅刻して (したのは一夏とシャルルさんだけど) 、しかもお喋りなんて織斑先生の攻撃の対象になることは間違いない。

え?何でセシリアさんを止めないのかって?

遅れた理由が気になるからに決まってるじゃない♪


「スーツを着るだけで、どうしてこんなに時間がかかるのかしら?」

「道が混んでいたんだよ」

「嘘おっしゃい。いつも間に合うではないですか!」


まあセシリアさんの言うことは正論だよね。

だっていつも一夏は女生徒に追われているけど間に合ってるもん。

それに今回も間に合っていた筈だしね。

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