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FAIRY TAIL〜神々のドラゴン〜
11話
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そして村の人たちが集まり、エルザは話し始めた

「整理しておこう。君たちは紫の光が出てからそのような姿になってしまった。間違いないか?」

「そうです。」

「話によるとそれは3年前からということになる。」

「確かにそれくらいたつかも…」

「しかしこの島では毎日ムーンドリップが行われていた。遺跡には一筋の光が毎日見えていたはず。な

ぜ調査しなかった?」

「そ、それは言い伝えで、あの遺跡に近づいてはならんと」

「でもそんなこと言ってる場合じゃなかったでしょ、報酬額から見ても…」

「本当のことを話してくれないか?」

「それが近づけないのです。遺跡に向かって歩いても気が付けば村の門に着くのです」

「やはりか……」

「ナツ、着いてこい、コレから月を破壊する。」

「えぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」


「この鎧は巨人の鎧、投擲力を上げる鎧だ」

エルザは鎧を換装した後、武器を換装する。

「そしてこの槍は闇を退けし、破邪の槍」

「それをぶん投げて壊すのか?スゲー」

無理だろ……

「しかしそれだけでは届かん、だからお前の魔法でブーストさせたい。」

「どういうことだ?」

「石突きを思い切り殴るんだそして月まで届かせる」

「わかった」

「なんで二人ともノリノリなんだ?」

グレイとルーシィは小刻みに震えている

「いくぞ!」

エルザは大きく振りかぶった

「ナツ!」

エルザの合図でナツは手に炎をまとい、石突きを殴る。そして破邪の槍は一直線に月へ向かっていった

「とどけぇぇぇぇぇぇぇ!!」

ピキッ

月にひびが入った。そして村人たちは歓声を上げた

「うそ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」

グレイ、ルーシィは口をそろえて言う。しかし事実だ…って………え〜〜〜〜〜!!!

「割れたのは月じゃない、空だ!」

「どうなってんだ!?」

「この島は邪気の幕で覆われていたのだ。ムーンドリップによって発生した排気ガスだと思えばいいそ

れが結晶化して空に幕を張っていたんだ。そのため月は紫に見えていたというわけだ」

村人たちが光り出した、綺麗…

「邪気の幕は破れ、この島は本来の輝きを取り戻す」

しかし村人たちは悪魔の姿のまま変わらずに光は消えた

「失敗か?」

「いや、これで元通りなんだ。邪気の幕は姿ではなく、記憶を犯していた」

「まさか…………」

「そう、彼らはもともと悪魔だったのだ」

ルーシィは驚きのあまり、悲鳴を上げる

「彼らは人間に変身できる能力を持っていた。その姿に変身している自分たちを本来の自分と思い込ん

でしまったのだ。あの遺跡に近づけない
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