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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第八十五話】
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――。
「ふぅ…シャルル、クアッド・ファランクスの性能わかるか?」
「うん――通常兵器の口径25mm7砲身のガトリング砲四門搭載したパッケージだね。――説明文だとISの絶対防御を飽和できる程の弾頭を浴びせる事が出来るらしいけど――」
「25mmガトリング?――戦闘ヘリに搭載されてるタイプか?――てか飽和だと意味が違う気がするが…まぁいいか…」
「うん、一応この説明だと最強の攻撃力を手に入れた『砲台』って――」
「……ISの売りである機動性を捨ててのパッケージね…。この狭いアリーナなら効果的だが、ISの良さを殺してまで使うパッケージじゃないな――広い場所で使う場合だが――てかこれを考えた奴はどう思って作ったのかねぇ…」
ハイパーセンサーの端にあるクアッド・ファランクスの説明文が書いてある画面を開き、説明を見ると先ほどシャルルが言った通りの説明が書かれていた――。
重量と反動制御で一歩も動けない……か。
ならば、あの『補助脚部』を攻撃すればパッケージを支えられなくなるって事だな。
「シャルル、あのパッケージの攻略法見つけたぞ」
「本当?」
「あぁ、単純だがあのパッケージの『脚』を狙うぞ」
伝えると、最初はわからないような表情をするシャルルだが――。
「……そっか!自重で動けないパッケージ――その『脚』を崩せば――」
「そう、体勢を崩すだけじゃなく上手くすればガトリング砲も無効化出来るって訳さ、これがな」
自重で動けない=支えとなる脚が重要な役割を果たす――という事は補助脚部の前脚部分を破壊すれば体勢を維持、反動制御するのも難しくなり、まともに戦えなくなるはず――。
後は、上手くいけばガトリング砲も使えなくなるはず、砲身が曲がって――前に倒れたらの場合だが。
――と、痺れを切らした宇崎が。
「理央!ミサイルの爆風でスモークを消すぜ!?」
「玲、わかった!その後はガトリング砲で――」
「奴等の装甲を削り取って勝利だぜ…ひゃははははっ!!」
バシュ!――マルチウェポンラックから、短距離ミサイルを発射する宇崎。
着弾点を自身の五メートル先のアリーナ地表にセットしたのも爆風によるダメージを軽減するため――。
その地点にミサイルが着弾すると、小規模の爆発が起き、二人の周りのスモークが吹き飛ぶようにかき消され、そのパッケージ装備のラファール・リヴァイヴ二機が姿を表した。
「――シャルル、俺が囮になるから二人の補助前脚部に集中射撃、又は補助脚部辺りの地面を吹き飛ばしてくれ」
「了解、わかったよ――ヒルト、やられちゃダメだからね?」
「ん?――村雲・弐式――いや、第三世代兵装【
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