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とある碧空の暴風族(ストームライダー)
出会い
Trick08_・・ご、ご愁傷様?
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!」

「?面白いことって何よ?」

「それは秘密ですわ。実際に聞いてからのお楽しみですわ」

白井はこの後に起こる御坂の反応を想像して笑みを浮かべた。




「・・ということで常盤台中学の生徒として品位のある行動と誇りを持って・・」

理事長の挨拶。

この理事長は話す事が好きで他の学校にも知れ渡っている。
それを毎週の朝礼の度に聞かされる生徒たちにとって月曜日は憂鬱である。

そんな理事長の話も『常盤台中学の生徒として〜』のお決まりの締めの言葉に入った。

いつもならこれで終わりだか今日は違った。

「以上で私の話を終わります。最後にみなさんに連絡があります。

 校舎が所々でひび割れなどの老朽化をしています。そのことで今週から
 しばらくの間、修理の方が1名学校に出入りすることになりました」

校長がマイクスタンドから体をずらし、同時に一人の男がマイクの前に立った。

「初めまして、常盤台中学校のみなさん。修理を請け負うことになりました西折です。
 よろしくお願いします」

ざわざわっ

前に出て来た男が自分達とさほど変わらない歳に驚く生徒達。

ただし、1名は自分の知り合いであることに驚き絶句している。(もちろん御坂)

「皆さんお静かに! 我が校の校舎は、かの有名な建築塗装職人マリオ・サントリオ氏が
 手懸けており、修復には氏の弟子をお呼びしました。
 マリオ氏は特殊な塗装であることは業界では有名です。

 彼は若いながらマリオ氏が認める実力の持ち主です。
 みなさんも西折くんの邪魔にならないように修理の協力をお願いします。

 それでは朝礼を終わります。生徒の皆さんは今週も学業へ勤しんで下さい」

最後の言葉で生徒が教室へと戻って行った。


先程から絶句していた一名は

「御坂さん? 朝礼は終わりましたわよ、御坂さん?」

クラスメイトに声を掛けられたが苦笑いで固まっていた。

*****************************************


昼休み


「黒子! あんた知ってたわね!」

「お姉様の驚く顔を直に拝見したかったですわ」

白井がテラスで昼食を食べているところに御坂が怒鳴りこんできた。

大声を出した周りの生徒の視線が御坂に集中している。

「いいから来なさい!」

「あ〜ん! お姉様強引ですわ〜!」

視線に居心地の悪さを感じ、白井の手を引き無理矢理(白井はなぜか喜んでいた)に
テラスをあとにした。




「お姉様、どちらに行きますの?」

「信乃にーちゃんのところよ。あんたからでもいいけど、本人に聞いた方がいいわ」

「その信乃さんはど
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