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とある碧空の暴風族(ストームライダー)
出会い
Trick08_・・ご、ご愁傷様?
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その頃、信乃は2人と同じく風紀委員177支部にいた。

「固法さん、書類はこれで大丈夫ですか?」

「えっと・・うん、いいわよ。飲み込みが早いわね」

奥の部屋で書類整理をしていた。

もともと真面目な性格のため、先日の事件の書類作成がもう少しで終わる。

そんな時に

プルルルルルル!

支部に備えられている電話が鳴った。

「はい、こちら風紀委員177支部です。はい、いますが?
 はい、すぐに代わります。

 西折くん電話よ常盤台の理事長からよ。すぐに代わって欲しいって」

「? そんな人と接点はないはずですが・・はい、代わりました西折です」






「白井さん、信乃さんからの“問題”の答えはどうします?
 結局わからないですし・・降参しますか?」

「何を言ってますの初春! 絶対に答えてみせますの!
 それに想像してみなさい! 降参したら、あの方の性格ですと
 『結局わからなかったのか!残念ですね!!』
 などと言ってまた馬鹿にされますわ!!」

「白井さん落ち着いて下さい。信乃さんのこと嫌いになってませんか・・?」

「別にそんなつもりはありません! 事実を言っただけですわ!」

あははは、と乾いた声で初春は笑った。

そんな怒った白井に呆れてると

「ちょっと待って下さい!!!」

奥の部屋から大声が聞こえた。

「! びっくりしました・・信乃さん何があったんですかね?」

「日頃の行いが悪いからですわ」

「白井さん・・」



数分後、信乃が奥の部屋から出て来た。

表情は曇っていて元気がない。

「信乃さん、どうしたんですか? あんな大声を出して」

「ふふふ、面白いことになってるわよ」

応えたのは信乃ではなく、同じく奥の部屋から出てきた固法だった。

「「おもしろいこと(ですの)?」」

「ええ実は「あー、固法さん、私が話します」 そう? じゃよろしく!」

楽しそうな固法に信乃が一度溜め息を吐き、そして話し始めた。

「さっき、電話がありまして、・・・・・・・




*****************************************

「黒子、早く学校に行こう! 今日は朝礼があるわよ!」

「わたくしの準備はできてましてよお姉様? 待たせていたのはお姉様のほうですわ」

「う、うるさいわね! いいから行くわよ!」

次の日の朝。

その日は月曜だったために朝礼があり、御坂と白井はいつもより早く寮を出た。

「いつもなから朝礼はめんどくさいわ。理事長の話は長いし・・」

「そうですわ。あ、でもお姉様、今日の朝礼には面白いことがありますわよ
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