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FAIRY TAIL 友と恋の奇跡
序章 出会い
第13話 本当の名前
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んはどんな魔法を使うんですか?」

ア?「その前に、以前言っただろ?「アテラス・カンクスは俺の本名じゃない」って。」

ユ「じゃあ、本当の名前は?」

マ「もう教えてくれてもいいでしょ?私達もう仲間なんだから、信用してるって事でしょ?」

皆アテラ・・・いや、彼が口を開くのをじっと待っている。



ショ「俺の本当の名はショール。ショール・ミリオンだ。」



全「ショール・ミリオン?」

名前までカッコイイな・・・って!私はいったい何を言っているのだっ!私は慌てて頭をブンブンと左右に勢いよく振り、両頬をペチペチと叩く。

ル「ど、どうしたのエルザ?」

エ「!い、いや、なんでもない・・・」

ル「?」

危ない危ない。危うくばれる寸前だった。

グ「で、さっきのウェンディの続きで、お前の魔法はなんなんだよ?」

グレイが話を進める。

ショ「俺の魔法は手品(トリック)能力系(アビリティ系)の魔法だ。主に攻撃か、サポートを得意とする魔法だ。」

リョ「へぇ〜、珍しい魔法を使うんだな。さすが手品師(マジシャン)ってとこだな。」

ハ「どんだけ珍しいの?」

リョ「手品(トリック)は、手品師(マジシャン)の者でしか使用できない特殊な魔法だ。」

ほぉ〜、ショールもなかなかの腕の魔道士のようだな。

ナ「おっしゃ〜!アテ・・・じゃなくてショール!俺と勝負し」

ショ「悪いが断る。」

ル「即答ォ!?」

ナツの誘いをこうもあっさり断ったのはショールが初だぞ。

ショ「俺さ、魔道士として過ごすのは10年ぶりなんだよな。」

全「10年!?」

揃いも揃って驚嘆の声を上げる。

リョ「じゃあ、今までずっと手品師(マジシャン)として活躍してたのか?」

ショ「まぁ、簡単に言えばそうなる。」

エ「つまり、魔道士としてなれるまでもう少し時間が欲しいという事だな。」

ショ「そのとおりだ。」

ナ「ちぇっ、つまんねェの。」

マ「勝負が出来ないくらいですぐに不貞腐れないの。」

ハ「あいっ!」

本当にお前は勝負が好きだな。

ウェ「魔力などを上げるならクエストが一番ですね。」

シャ「そうね。」

流石ウェンディ、ナイスアイディアだ。

ユ「あ、じゃあちょうどいいクエストがあるんだけど、皆で行ってみない?」

ユモがワンピースのポケットから【幽霊屋敷の怪物を倒してほしい 75万J】という依頼の紙を取り出した。

グ「お前、この依頼1人でやろうとしたのかっ!?」

ユ「そうだけど、何か問題でも?」

さ、流石ユモだな。

ル「私、こんな不気味な依頼1人じゃ絶対無理ッ!」

リョ「安心
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