暁 〜小説投稿サイト〜
インフィニット・ア・ライブ
第六話「放課後 ~quest~」
[3/3]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
すかもしれない力を解放すると言うの!?」
「そんな設定、一切合切ありません。ほら、その眼帯も外して書類にハンコ押してください」
「やめろ!触れるな!クウ、邪王神眼の餌食になりたいのか!?」
「あー、はいはい。中二病乙」

 楯無の発言をスルーしながら、虚は鋼糸を操って包帯と眼帯を切って席に着かせる。

「あれ?虚ちゃん、私の従者だよね?これじゃ、私が傀儡の主みたいなんだけど」
「本音を呼びますよ?」
「マジでごめんなさい。調子乗ってました。許してください」

 体に巻かれていた鋼糸を、シュワッと溶かしてすぐさま書類整理に打ち込む楯無。

「あ、それから先程、本音からメールで一夏様の部屋でたむろしているとのことです」
「簪ちゃん達に連れて来るように言ったけど、忘れられた?」
「そのようで」

 ガーン、と机に突っ伏す楯無。

「はいこれ、追加の書類です」
「ウソダドンドコドーン!!ワデノカラダハ、ボドボドダァー」

 追い打ちをかけられ、某オンドゥル星人のように叫ぶ楯無の声が、学園に無情に響き渡った。
[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ