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無限の赤龍帝
箱庭で修行
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手段を選ばないならなら問題ないじゃろうが」

「そっちのちびっ子か…………」

十六夜は面白そうにオーフィスをみる。

「…………我と遊ぶ…………?」

「おう、遊ぼうぜ」

「ずるい。私も遊びたい」

「私もね」

「では、遊ぶ場所は私が用意しよう」

母さんが手を叩くと3人とオーフィスが消えた。そして、ここにある古いテレビに映し出された映像は完全な化け物の戦いだった。3対1とはいえ、本気のオーフィスとまともに戦えているのだから。ギフトなんて関係ないオーフィスを相手にしているのだから、ギフトを無効化する力も意味をなさない。

「…………凄いね」

「おんしらもあれくらいできるようになって貰うぞ。特にイッセーはオーフィス側じゃがな」

ユーリの言葉に母さんがとんでもない事を言っている。あの3人と同クラスの実力は完全な化け物…………神霊クラスだ。

「わかった」

「…………頑張ります」

白音達も頷いたので問題ないだろう。


 それから少しして、四人は帰ってきた。3人はボロボロだが楽しそうにし、オーフィスは片腕が消し飛んでいたが、こちらも満足そうだった。無限の片腕を消し飛ばすとか、どんだけなんだよ。

「オーフィスはどうだったかの?」

「遊びとはいえ、俺達を相手にここまでやれたんだから、上位の魔王クラスは確実だろうな」

「私の息子はそのオーフィスの力も入っておる。つまり…………」

「もっと楽しめるって事か! はっ、こいつは期待させて貰おうか」

「うむ。それでじゃ、おんしらに依頼がある。此奴ら以外にもふた組預かる事になっておるのじゃが…………」

「今、私達の所に居る人達ね」

「うむ。そやつらと此奴らを鍛えてくれんかの。私は時たましか面倒みれんのじゃ。その代わり、私とお前の息子の力で全力の戦いをさせてやろう」

「良いぜ、面白そうだ」

「私達は?」

「おんしらにも何か褒美を与えるぞ」

「わかった」

「それじゃあ、誰が担当するか決めましょう」

「俺はそいつら以外で頼むぞ。事前に手の内がわかったら面白くないからな」

「じゃあ、私がここの人達を担当するから、飛鳥と十六夜でそっちをお願い」

「そっちを選んだ理由は?」

「ケルベロスが居るし、オーフィスともお友達になりたい」

「わかったわ」

いつの間にか全てが決定されたようだ。

「では、イッセーは私自ら鍛える時も有るが、基本的には燿に任せるかの」

「うん。任せて。よろしくね」

さて、最強のキメラ相手にどこまで出来るかね?






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