第二幕その五
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であった。
「そんなに落ち込まないでいいじゃないか」
「貴方は」
「いや、逃げなくていいよ」
そこから慌てて去ろうとするパミーナににこやかさを作っての言葉だ。
「何なら俺が力になるさ」
「私の?」
「そう、だから」
「だから?」
「俺と付き合わないかい?」
これが話の本題だった。
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