第二十八話 空に舞う鉄の竜
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度の歳になると父の職場に、事務として仕事をした。
職員たちからは、好かれており快適だったらしい。零戦に初めて乗せて貰った時に、佐々木はパイロットと設計士、開発者になると決めたのだった。
時間は流れ、終戦間近。
ドイツとイタリア、日本の開発者等は新たな艦上戦闘機を開発していた。佐々木は、開発者、設計士、テストパイロットが出来る人材として大尉に昇進してた。
日本は本土を捨てて、戦艦隊に対潜装備を大量に装備させ逆に潜水艦を狩り何とか補給線を維持し朝鮮半島から、満州に人々を移しアメリカに対して日本全土を機雷と地雷が大量にあるが、人がいない空城の計を模した計略を食らわしていた。日本全土からの人々は、戦争開始時や開始前より、工場地帯を除き満州に移されていた。
そんな、満州にて佐々木武雄は完成した零式艦上戦闘機86型決戦仕様に乗り込み、着艦試験をやっていた。
その空母は、引き上げたアメリカ空母ワスプだった。それに随伴の竹級量産型駆逐艦7隻と 退役巡洋艦青葉、作業用に改装された戦艦日向、戦艦空母伊勢が艦隊で運用試験もかね佐々木の眼下に集まっていた。
佐々木は、ワスプに向かいダイブした。そして、ワスプに着いた時に、それは起きた。黒い化け物に艦隊が、包まれた。佐々木は意識を手放した。
気付いた時には、ワスプの上に零戦に乗ったままいた。佐々木は叫んで人を呼ぶも返事はなく、佐々木は艦内を全て回りボートに乗り込み、他の艦内も探した。誰も居なかった。幸い食糧と水があり船は錨を落としていた。
しかし、頭が狂いそうに佐々木はなった。自分以外居ない上によくわからない異邦の地である。仕方ない事だった。ある決心のもとに佐々木は準備し、零戦に乗り込み、飛び立った。
タルブに着いたこれが男の過去である。
ところは、かわって現在。
「何なんだ。あの男は?」彼は日本語で呟いた。
仕方ないが要求を飲もう子供もいるしな…
〜男side終わり〜
ワイアット達は、通された応接室で待っていた。
従業員が来て、ワイアット達の前に緑色の液体を出した。
「これは、沼の水か!」
ジャンヌは驚き従業員に詰め寄ろうとした時、ワイアットはそれを飲み従業員に
「これを作ったのは誰かな?」
かなり興奮した様子で聞いた。
「これを作ったのは、宿の主のタケオ様です。」
従業員は冷静に答えた。
ワイアットの顔に笑みが刻み込まれた。
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