暁 〜小説投稿サイト〜
中学剣道少女〜恥ずかしい穴まで身体検査〜
第5話「ノギス測定とデータ撮影」
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す!」
 麗華は当然否定する。。
「しかしなあ。だったら麗華、この濡れたシミは一体なんだ? お漏らしじゃなかったら、何か別の分泌液かもしれないだろ?」
 ――こいつら、わかっててわざと!
「どうなんでしょうか麗華さん。きちんとお答えください」
 麗華は努力の姿勢を保ったまま、躊躇いがちに顔を背けた。
「それは……」
「それは?」
 躊躇う麗華への容赦ない追求をかけ、医師はにんまり笑う。麗華は何度も歯を軋ませ、屈辱を噛み殺しながら震えた声で答える。
「それは……膣分泌液です」
 麗華はあえて医学的らしい語彙を選んだ。
 しかし……。
「ほう? エッチなお汁か」
 担任はそれをすぐに言い換えてくる。
「何故、検査中にこんなものがでるのでしょうねえ? お答え頂けませんか?」
「それは……」
 医師の追求に麗華は息を飲んだ。
 そんなことを口に出せるわけがない。
「感じたのか? 気持ちよくなったのか?」
「そんなわけ……!」
「でしたら、おかしいですね。性感帯が働いたわけでもないのに膣分泌液が出るとは、身体機能に何か異常があるのかもしれません。これは検査項目を増やすしかありませんね。それはもう、アソコらへんの検査をじっくり」
 検査項目……。
 今の麗華にとって、それが増えるということは辱めのメニューが増えることと同じである。膣液の異常分泌という建前なら、当然調べられるのは性器しかない。女にとって最も恥ずかしい部分に対する検査が増えては敵わない。
 しかし、それを防ぐためには……。
「待って……」
 麗華は喋りかけるが、声はか細く消えていく。感じました、気持ちよくなりましたなどと言わされるのも、それはそれで二人の思う壺だ。最低な男二人を楽しませ、喜ばせることになってしまう。
 かといって、言わなくても同じこと。どう転んでも二人は麗華を弄び、恥辱と屈辱を浴びせる。二つに一つ、選びたくもない最悪な道しか用意されていない。自分にとってマシな方を選びたいが、どちらがマシかと言われてもどちらも最悪なのだ。
「はい。何でしょうか麗華さん」
「私は……生理反応を起こしただけです」
 麗華は意を決してきっぱりと言う。
「というと?」
「あなた達が散々……! だから……。だから、こういうことに!」
 怒鳴り喚き散らすが、担任も医師も動じない。それどころか医師は唇をひん曲げた笑みをこぼし、さも愉快そうな楽しげな表情をした。
「なるほど、やはり検査で気持ちよくなったわけですか!」
「だから、それはあなた達が――」
「我々がどうであろうと、あなたはエッチなお汁を漏らしちゃったわけですよ! お漏らししてパンティを濡らしちゃったわけですよ! いやはや、恥ずかしい女の子ですね〜!」
 医師は大仰な身振り手振りを交えて、麗華は
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