十六話
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具に剄を通し空中経由で渡す
伝道した剄による精密動作を含めた伝導体複数の遠隔操作、という何気にいい剄の操作鍛錬をしつつ、空中にいくつも食器や調理器具が飛ぶというカオスな空間の中ひたすらに皿を洗う
生産性が感じられないのに大量に続く単調作業に精神を削られ、厨房の向こうから聞こえる酔いの回った楽しげな声にレイフォンが普段は絶対に抱かない様な訳の分からない怒りの念を覚える
あの人刻むの遅いなー。あの人いつもサボってばっかりだなー。あの人裏じゃ悪口ばっか言ってるよなー。今剄を込めている器具の操作を辞めたらどうなるんだろHAHAHA。等と想像するほど精神がやられた頃、やっとピークが終わる
その後店の扉に閉店のカードを出したのち、店主が腕によりをかけた賄が店員に振舞われる
その美味しさにレイフォンの心も少し癒え、お腹をいっぱいにした後帰宅しすぐに就寝する
・七日目
特にバイトもない日であり、前日の疲れを取るためににひたすらに惰眠を貪り続ける
ああリーリン、それにクラリーベル様。僕は布団と結婚します。シンラさん、休みを取るように言ってくれて有難うございますとばかりに寝る
昼過ぎまで寝て起き、残っているものか自分で何か作り、遅い昼食を食べる
食べた後、街に出て行ってハーレイの所に行ったり適当に見て回ったり、またはシンラについて行ったり自己鍛錬などをしたりして一日を過ごす
以上が、ニーナが家出をする前のレイフォンの一週間の大体の流れである
所々日によって違いも出るが、基本はこの流れで進んで行く
そして以下が、ニーナが家出した後のレインフォンの一週間・改訂版である
一週間・後
・一日目
朝は普通に起きて朝食を食べる。
かつての教導の時間、特に何も用事が無いので自己鍛錬をしたりして時間を潰す。
夜に成ったら建設現場に行き千人衝無双。資格関係の技術系の人間や監督業の人間からは好かれるが、一部の肉体労働者からは仕事を奪われ用無し認定されたと恨まれ、どこか余所余所しく対応される
バイトでの人間関係に悩んでいると旅団の人間に相談し、しょうがないしなぁと言う意見や、叩き潰そうじゃないか手伝うよというシンラの意見を聞きなるほどと思い就寝
・二日目
慣れた物で前日からの疲れは残さず起き、特に何もせず、ボケーとして時間を潰してから食堂に向かう
食堂では店主が親バカを炸裂。髭の中年が初等学校を卒業したばかりの娘への愛を写真をみせながら熱く語る姿にレイフォンは軽く引きながら皿を洗い続ける。
レイフォンは店主に気に入られているため、家の娘を任せられる!いっそ継げ!と言われて写真を見せられる
元気にピースしている可愛い笑顔を浮かべた金髪ツインテールの少
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