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IS《インフィニット・ストラトス》 〜死神の序曲〜
本編
ラウラ・ボーデヴィッヒ
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「私だ!ラウラだ!お前はまだ私が外に出られないときによく私に外の世界の話を聞かせてくれたり、遊んでくれたではないか!」
長岡という名字は知らなかったがレイということが確認とれたの肩を掴んで話す。
だから見落としていた。
「えっと、私はラウラさんとは初めての顔合わせだと思います。それに私はドイツに行ったことなんてありませんし…」
その言葉を聞いて嘘ではないかと思ったが冷静になって長岡を見る。
女子の制服を着ている。
それはレイではありえない。
いや、レイならふざけて着るかもしれないが
男なのに
(
・・・・
)
女子の制服を着てくるなど織斑教官が許さないであろう。
それに先程から喋り方や一人称が違う。
そうするとコイツは姿が似ていて名前が同じ紛らわしい奴だと即座に認識し、掴んでいた肩を押して突き飛ばす。
「きゃっ!」
女らしい悲鳴を上げて織斑 一夏に当たる。
「ちっ、紛らわしい奴め」
私はそう言って最初に教官に言われていた席に着こうとしたところ後ろから声をかけられる。
「おい待てよ!いきなりレイを突き飛ばしておいて謝罪がないとかどういうことだよ!」
織斑 一夏とか言う奴が突っかかってくる。
「ふん、知らんな」
「コイツ!!!」
織斑 一夏は席を立って私のところに来ようとしている。
が、教官の出席簿らしきもので頭を叩かれて動きを止めた。
そして教官が私のところに来たかと思うと私にも出席簿を振り下ろす。
「〜!?」
あまりの痛みに悶絶した。
流石、織斑教官だ。
紙でこれほどの威力を出すとは。
「いい加減黙らんかバカ者共が。ではこれでHRを終わる。各人はすぐに着替えて第二グラウンドに移動しろ。今日は二組と合同でIS模擬戦闘を行う。解散!」
私はその声を聞き、織斑 一夏と金髪の転校生がさり、すぐに着替えた。
その時に長岡というやつを探したがどこにもいなかった。
アイツはどこに?
〜ラウラsideout〜
〜レイside〜
ふぅ、何とかラーちゃんにはバレずに済んだかな。
今僕はアリーナの更衣室に一夏より先に到着して着替えていた。
まあ男なのに同じ教室で着替えるわけにはいかないしね。
でもこのままだと普通は一夏と顔合わせして気不味くなるけど毎回一夏は各学年、各クラスの女子から追いかけ回されていて、逃げ回りながら更衣室まで来ないといけないために来るのが遅い。
そのために顔合わせしないで済んでいるというわけである。
特に今日はシャルルさんがいるから余計にだろう。
まあ最
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