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【ネタ】 戦記風伝説のプリンセスバトル (伝説のオウガバトル)
01 旅立ち
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ならない事を祈るしかない。
 で、早船の結果、昼前に城塞都市ゼルテニアも開放。
 これもゲームと違うなと思ったのは、カオスフレームが無い事も合って戦場では都市人口の半分を、戦場外では都市人口の三割を恒常的に徴収するそうだ。
 納得。
 そうでないと軍が維持できないし、その後のゼノビア再建ができないだろうからなぁ。
 なお、神聖ゼテギネア帝国の税率は暴利そのもので六割で良心的というからさもありなん。
 そりゃ、ゼノビアがスラムになる訳だ。
 それはさておき。

 この街でランスロットと顔を合わせたのだが、いきなり姫君に対する礼をとってきましたよ。彼。
 あわててリーダーはデスティンと納得してもらうために一苦労が。
 まあ、男同士の一対一の勝負ってやつでデスティンが勝ったからなんだが。
 あ、ランスロットの配下にギルダスとミルティン発見。
 まだファイターだったけど、この二人近いうちに頭角出してナイトにクラスチェンジするんだろうなぁ。多分。
 ゼルテニアは隠されていた街だけあって、ゼノビア騎士団残党の実質的な根拠地だったらしい。
 ここにいる兵士達がこれからの反乱とゼノビア復興の中核となる。
 そして、私と同じ世界から引っ張ってきたというのはどうもいないらしい。
 そのほとんどは同じ世界や似た世界から引っ張ったみたいなんだが、まぁそのあたりはカオスゲートの仕業にしておこう。
 どうせ今考えてもわからないし。
 外見って大事だなぁと切実に思う今日この頃。
 あっという間に、『流浪の姫君』の二つ名が定着してしまいましたよ。
 彼らゼノビア騎士団残党はデスティンのカリスマと私のこの衣装にリーダーと副リーダーとして認めたらしい。
 あれ?
 私、副リーダー?

 で、三日目朝に昼にウォーレンの待つヴォルザークに。
 もちろん、三日目までの資金はしっかりいただきました。
 面子はデスティンにランスロットとアラウンが前衛で私が後衛である。
 で、戦いそのものは私の力も能力も使う事無く終わったのだけど、何しろ異世界人だからと魔法を知らない。
 で、ウォーレンを師匠として魔法の勉強をば。
 プリンセス補正凄い。
 全部の魔法が使えるってのは伊達ではないが、せいぜい戦闘で使えるのは4つが限度だろう。
 そのうちひとつはプリンセス奥義のスターティアラ。
 レベルが低いからMPも少なく、大規模範囲魔法がスターティアラしか撃てないのが難点だけど、多分これだけでも勝てる気がする。
 残り三つは回復魔法と補助魔法を入れておこう。

 こうして、私のオウガバトルは始まった。
 ゲームではない戦争が。
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