暁 〜小説投稿サイト〜
ポケモンの世界にお気に入りのポケモン持って行こう!
初めてのダブルバトルは衝撃的だった
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飛ばしただけの岩とイファによってパワーが自在に変更出来るかえんほうしゃ、どちらが強いだろうか。それはいとも簡単だった。

凄まじいかえんほうしゃは周囲の空気も水分を一気に蒸発させながら岩にぶつかり続ける。が岩はかえんほうしゃの勢いに適わずに、勢いを殺されてそのまま地面へと没した。イワークは悔しげだが何処か執念を燃やしているようにも見えた。

「なにくっそ!おいなにやってるんだよ、さっさとヨーテリーを突っ込ませろよ!」
「え、はい!ヨーテリーたいあたり!」

ガキ大将に言われて若干ヤケクソになりながら連れはヨーテリーをたいあたりさせた。ヨーテリーは可愛らしい声を上げながらシママに向かっていく。が

「シママ!でんげきは!!」
「シィィマァァアア!!!」

シママの身体青白く光り始めたかと思った瞬間、自分の身体の倍近い巨大な青い電流が迸ってヨーテリーへと向かっていく。ヨーテリーはそれに驚いて、右にステップを踏んで回避しようとするが

「リィィィイイイイイイ!!」

避ける事は叶わずにヨーテリーは電撃の餌食となった。でんげきはを回避する事は不可能なのだ。でんげきはは放った瞬間に敵に命中する事が決定しているような技だ、放てば必中する技なのだ。更にじゅうでんの効果はじゅうでんしてから放った電気タイプの技の威力を倍増させる物。じゅうでんより威力が上がっているでんげきはを食らってヨーテリーは

「きゅうぅ・・・」
「ヨ、ヨーテリー!?」

戦闘不能となった。連れは必死に声を掛けるが、既に戦闘は出来ない。連れは悔しがりながらボールにヨーテリーを戻す。ガキ大将は使えないなと呟いているのを、ジンの耳は逃さなかった。

「・・・。イファ、あなをほる」
『うん!いってきま〜す!!』

イファは地面にダイブするように地面に突っ込むと、そこには穴が開けられておりイファの姿は無かった。

「な!?消えた!?卑怯だぞお前!!」
「何処が卑怯なんだよ、ポケモンの技としてしっかりあるんだ。ジムリーダーだって使う技だぞこれ」
「それとさ、イファばかり探して良いのかしら?シママ!メロメロ!!」
「シィィマァァン♪」

ウィンクをすると、シママの周囲をハートが飛び回ってイワークへと向かっていく。イワークにハートがぶつかると、イワークの目がハートになって動くがとまる。メロメロは使用したポケモンと、受けたポケモンが異性であった場合には受けたポケモンは相手のポケモンの魅力に取り付かれて行動が制限される。イワークがメロメロになっているとき、イワークの下の地面が我、そこからイファが飛び出し、イワークの下あご部分にパンチを決める。

「イワァァアアアアアクッ!!」
「イ、イワーク!?」

イワークはぐらりと揺れて、そのまま地面へと倒れた
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