暁 〜小説投稿サイト〜
もしもこんなチート能力を手に入れたら・・・多分後悔するんじゃね?
もしも最強のドラゴンを従者にしたら・・・?
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ディは、その言葉を聞いたとき一瞬気が遠くなるのを感じた。
先も言ったようにロストロギアは宇宙そのものを滅ぼすこともある危険なものだ。だからこそその反応を逃すまいと次元航行艦には常に最新鋭の魔力レーダーが積まれている。そしてそのレーダーは本来、世界という大きな空間にある一粒の砂の様なロストロギア反応を拾うための物だ。

その計器が弾きだした結論が、測定不能。

「・・・なんて、事」

それはすなわち、時空管理局の歴史上に一度も出会ったことがないような、間違いなく最大のロストロギアが、たった今発動していることを意味していた。
そして、それだけの総エネルギー量を誇るロストロギアがもしも悪しきものだったとしたら。
危険度はもはや、Sを越えて、存在しないXランク。冗談や誇張抜きに次元世界丸ごとすべてを脅かしかねない。

そんな存在が、たった今地球という惑星にある。


「・・・なんて、事」

もう一度、全く同じ言葉を紡ぐ。これはもはや、自分たちだけで扱える案件ではない。そして・・・これはもはや、管理局という一組織が収集できるレベルを超えていると言わざるを得なかった。


私たち時空管理局は、今日滅びるかもしれない――――





〜再び戻って地球〜



「も、戻れ!今すぐ戻れ!!次元の狭間でもなんでもいいから急いで見えないところまで行ってくれぇぇぇぇぇ!!」

お空の龍に必死に叫ぶ坊やが一人。いい子じゃないからねんねはしない。
どうしてこうなった!?どうしてこうなった!?日照権とか領空侵犯ってレベルじゃねーぞ!!

もうね、いろいろやばいよ。
街ではありとあらゆるサイレンが鳴ってるし、自衛隊の飛行機がびゅんびゅん飛んでるし!!
街どころか日本大パニックだよ!!!
そりゃそうだよな、どう見積もってもあれゴジラよりでかいもんな!!!!



もう本当に、心底思う。



「何でおれはもっとつつましい願いにしなかったんだぁぁ―――――!!!!」



―――世界は、こんなはずじゃなかったことばかりだ――― 


           
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