暁 〜小説投稿サイト〜
もしもこんなチート能力を手に入れたら・・・多分後悔するんじゃね?
もしも最強のドラゴンを従者にしたら・・・?
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しければ俺は二十歳過ぎのちょいメタボな男だったはずだが、靴のサイズとか確認してみたら靴のサイズが18センチくらいしかねぇ。小学生サイズである。鏡が無いから確認できねえけど、俺多分小っちゃくなってるわコレ。
「・・・これからどうしようか」
超展開に次ぐ超展開に俺の精神的な感覚はすっかり麻痺しきっていた。うーん、あれだ。取り敢えずドラゴン呼んで町まで降ろしてもらおう。何という特典(?)の無駄遣い、と思うかもしれないが使えるものは使えるときに使うのが俺の主義!というわけで・・・
「来ーい!ドラゴーン!!」
・・・・・・・・・・・
あれ、来ない。呼べば来るって聞いたから呼んだのに来ない。呼び方が適当過ぎたかな?では気を取り直してもう一回―――
そう考えた瞬間、俺の周囲が急激に暗くなった。
「な、何事!?」
もしやドラゴンが来たのかと周囲を見渡すがいない。というかよく見ると周囲どころか町まで暗くなっ、て、・・・・・・・
その時、俺はそれを見てしまった。街を見た時に、気付いてしまった。
空が、見えない。
いや、正確には、見上げる空のすべてが、青くて鱗のようなものが全体を覆った「何か」によってすべて隠れている。敵が七分で、黒が三分とか、そんなチャチな割合ではない、完全なる十分。
「おい・・・おい。もしかして、あの万里の長城よりでかそうなお空のあれが、俺の呼んだドラゴンなんて言わねえだろうな・・・!?」
その声に応える様に、空から龍の顔が姿を現した。俺は、『もっと謙虚な願いにすればよかった』と心底後悔した。
これ、冗談抜きに攻撃一発で地球がヤバいよね?
〜そのころ時空管理局艦船アースラ〜
「艦長!!第97管理外世界にロストロギア反応が!」
その報告に、ブリッジにいる全員の顔色が変わった。
ロストロギア、それは異世界に存在した高度な魔法技術の遺産の総称であり、その危険度によっては宇宙一つが滅んでしまうこともあるとてつもなく危険な代物なのだ。
「なんですって!?それで、その反応の大きさは!?」
「な、な、なによ・・・これ・・・」
オペレーターであるエイミィ・リミエッタはその事態に、報告も忘れてただ茫然とした。
「どうしたのエイミィ!?反応はどうなの!?」
普段有能であるエイミィからただならぬ空気を感じ取った艦長――リンディ・ハラオウンは報告を急かした。
「―――のう、です」
「え?」
「ほ、本艦のレーダー類では、総エネルギー量が大きすぎて・・・測定不能、です」
「――――」
リン
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