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【完結】剣製の魔法少女戦記
第五章 StrikerS編
第百十七話    『昇格試験とエリオとキャロの出会い』
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ナは何度も言葉を言い直してはしどろもどろに答えるばかりだ。
やっぱり緊張をしているのだろう。
そこになのはが試験の結果を持ってやってきた。

「いま取り込み中…?」
「大丈夫やよ」
「とりあえず試験の結果ね。二人共技術はほぼ問題なし。でも危険行為や報告不良は見過ごせるレベルを越えています。
自分やパートナーの安全だとか試験のルールも守れない魔導師が人を守るなんてできないよね?」

その意見には賛成だ。
でも、昔はよく私ももみ消していたからなぁ…。
あまり強く言えない。

「はい…」
「だから残念ながら二人共不合格。………なんだけど」

なのはの言葉に二人は揃って声を上げる。
なにか続きがあるのか?という眼差しだ。

「二人の魔力値や能力を考えると次の試験まで半年間もCランク扱いにしておくのはかえって危ないかも。
というのが私とシュバインオーグ一等空尉とリイン試験官の共通見解」
「です〜!」
「そうね」
「と、いうわけでこれ」

なのはは二人に封筒を渡す。

「特別講習に参加するための申請用紙と推薦状ね。これを持って本局武装隊に三日間の特別講習を受ければ四日後に再試験を受けられるから」

それで二人は戸惑っている。

「来週から本局の厳しい先輩達にしっかりと揉まれて安全とルールをよく学んでこよう。そうしたらBランクなんてきっと楽勝だよ。ね?」

それで二人は感謝の言葉を述べた。

「合格までは試験に集中したいやろ? 私への返事は試験が済んでからってことにしとこうか」

それで二人は敬礼をして出ていった。
それから中庭で色々と会話をしている二人の光景を見ながら、

「ま、あの二人は入隊確定やね」
「だね」
「そうね」
「なのはちゃん、嬉しそうやね?」
「二人共育てがいありそうだし時間かけてじっくり教えられるしね」
「はは、それは確実や」
「私とフィアとヴィータ、サーヴァント達も手伝うからみんな強くしていこうね、なのは」
「うん!」
「新規のフォワード候補はあと、四人、確定しているのはランとレン。後の二人は…」
「二人共別世界。今、シグナムとランサーが迎えに行ってるよ」

そこにフェイトとリインがやってきて、

「―――なのは、はやて、シホ。おまたせ」
「おまたせですー!」
「ほんなら次に会うんわ六課の隊舎やね」
「みなさんの部屋もしっかり作ってあるですよ!
なのはさんとフェイトさんは同室。サーヴァントの人達は各部屋。
そしてシホさん、アルトリアさん、ネロさんは同じ部屋。
フィアットさんも一人部屋…と色々と作ってあるです!」
「うん!」
「楽しみにしてる」
「アルトリア達と同室ね。分かったわ」
「後、魔術師の工房部屋も手配してあるのでシホさ
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