鋼の錬金術師
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いいぞ」
「えー?」
「ぐーぐー(あの子はどうすんの?)」
「私がここで報告を待つよ」
「そっかー。じゃー安心だねー」
「ぐーぐー(それでは)」
二人ともあっさりと帰って行った。お前達……薄情だな。
〜〜〜〜〜〜
「……派手、だな」
「そうネ」
マリア・ロス元少尉が脱走するも、マスタング大佐に殺される。炭屑になるまで焼かれるが歯の治療痕により本人と断定、か。
「どう見る?」
「自作自演乙アル」
「それにしても粗が目立つがな」
治療痕なんてカルテさえあれば簡単に錬成出来る筈。マスタング大佐程の腕前なら尚更だ。
「焼死体も偽物でそれっぽく錬成してるんだろうな」
「そうアルか?」
「伊達にイシュヴァール経験者じゃないよ」
何百人もの人間を焼けば、嫌でも詳しくなるだろうよ。
「ご苦労だった。ボーナス一割増だ」
「やったアルよ!大佐大好きネ!」
「はいはい」
そろそろヒューズ中佐の身を他の場所に移すべきか……軍じゃあ安心できないだろうし。本人と相談してみるか。中華の話を受け流しながらそう考えた。
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