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ハイスクールD×D混沌竜のドラゴンスレイヤー来る!!
第5話 アーシア救出決行、混沌竜大暴れ!
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「混沌竜の劍角!!」

 全身に純黒の波動を纏い、勢いをつけて体当たりをし、アーシアの方に突撃した。

「いかせるか!」

「我らの邪魔をするな〜!」

「死ね〜〜!」

「てめえら〜どけ〜〜〜!!」

「「「グハァッ!!?」」」

 神父達も攻撃してきたが弾き飛ばし、そのまま突き進みアーシアの前にたどり着く。
 ジオは十字架に縛られているアーシアを降ろそうとする。

「させない!私は至高の堕天使になるのよ、その為にもその子、アーシアの神器(セイグリッドギア)手に入れ、アザゼル様、シェムハザ様から愛を頂くの、その邪魔をするな!!」

 その時、レイナーレはアーシアの前にいるジオ目掛けて光の槍を投げた。槍は目前まで迫る中ジオは顔だけ槍のほうに向けた。
 
ドッ!

 光の槍が顔面に直撃した。アーシアは顔を青ざめ、レイナーレは笑みを浮かべた。しかし、二人の表情はすぐに驚愕に変わった。

「ふおうどごばざばずびでずだんば、ざんぎゅヴ{ちょうど小腹が空いていたんだ、サンキュウ}」

 ジオは光の槍を歯で挟み込んで受け止めていた。そしてそのまま光の槍を噛み砕き食べだした。

バキッ バリボリガリゴリむしゃむしゃ 

 その光景にアーシア、レイナーレ、神父達は唖然とした。

ごっくん

「ぷっは〜、食った〜、おかげで力が涌いてきたぜ!」

 光の槍を食べ終わり、ジオは満足げな笑みを浮かべ、体から輝く純黒のオーラを溢れだした。

「なっ、なんなのよ!光の槍を食べるなんて、そんな事人間ができるわけがない!おまえはなんなんだ!!」

 レイナーレはジオ異常さに恐怖していた。ジオは無視してアーシアを解放して十字架から降ろした。そして堕天使達の方を見てジオは名乗りを挙げた。

「俺がだれだって、駒王学園2年、オカルト研究部所属、リアス・グレモリーの眷属、古代の魔法(エンシェント・スペル)滅竜魔法の使い手、混沌の滅竜魔導師(ドラゴンスレイヤー)、竜守ジオだ!!!」

 ジオはアーシアを守るために堕天使達の前にでた。

(さあ、ここからが本番だ。速く来いよイッセー、憂いは無くしてやったんだ。主役がこないとクライマックスにならないだろう)
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