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ハイスクールD×D混沌竜のドラゴンスレイヤー来る!!
第5話 アーシア救出決行、混沌竜大暴れ!
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「ジオくん、僕達に任せて」

「先輩は助けます」

「必ず一誠君と戻ってきますわ」

「・・・わかりました。イッセーを頼みます」

 その後、傷ついた一誠と共にみんな戻ってきた。一誠は部長に治療をしてもらったから大事にいたらなかった。悪魔祓い(エクソシスト)の説明がされた。
 悪魔祓いにも二種類あり、今回ははぐれ悪魔祓いにやられたそうだ。教会から追放された者、快楽のためだけに悪魔を殺す、悪魔にとっては厄介な存在だそうだ。
 説明の後一誠はこの間あったシスターのアーシアを助けたいと部長に言ったがそれは退けられ今日は解散になった。








パン!

 部室に乾いた音がこだました。原因は部長が一誠の頬を叩いたからだ。
 用事を済まし遅れて部室に来たジオは状況が解らず困惑していると祐斗がよって来て事情を説明してくれた。例のシスター、アーシアを助けに教会行くと一誠が言って、部長はその件に関しては一切関わらないと言ってそれで口論しているそうだ。

「あなたの行動が私やほかの部員にも多大な影響を及ぼすのよ!あなたはグレモリー眷属の悪魔なの!それを自覚なさい!」

「では、俺を眷属から外してください。俺個人であの教会へ乗り込みます」

「そんなことできるはずないでしょう!あなたはどうしてわかってくれないの!?」

「俺はアーシア・アルジェントと友達になりました。アーシアは大事な友達です。俺は友達を見捨てることはできません!」

「・・・・それはご立派ね。そういう事を面と向かって言えるのはすごいと思うわ。それでもそれとこれとは別よ。あなたが考えている以上に悪魔と堕天使の関係は簡単じゃないの。何百年、何千年と睨みあって来たのよ。隙を見せれば殺されるわ。彼らは敵なのだから」

「敵を消し飛ばすのがグレモリー眷属じゃなかったんですか?」

「・・・・・」

 部長と一誠は睨みあった。お互いに視線は外さない。

「あの子は元々神側の者。私たちとは根底から相容れない存在なの。いくら堕天使のもとへ降ったとしても私たち悪魔と敵同士である事には変わらないわ」

「アーシアは敵じゃないです!」

「だとしても私にとっても関係のない存在だわ。イッセー、彼女の事は忘れなさい」

 力強く否定する一誠。そこへ朱乃さんが部長に耳打ちすると、部長の表情が険しくなる。耳打ちする朱乃さんも表情が険しい。

「大事な用事ができたわ。私と朱乃はこれから少し外に出るわね」

「ぶ、部長!まだ話は終わって―――――」

「イッセー、あなたにいくつか話しておくことがあるわ。まず、一つ。あなたは兵士(ポーン)を弱い駒だと思っているわね?どうなの?」

 一誠は部長の問いに静かに肯定した。

「それは
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