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神々の黄昏
第一幕その十三
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「あのヴェルズングの兄妹から」
「そう。あの二人の子供だったのね」
「彼しかいないわ。絶対に」
「そうなの。そして」
「そして。お父様はそれで今どうされているの?」
「世界樹の木の欠片を薪にして」 
 そうしたというのだ。

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