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魔法少女リリカルなのはStrikerS 〜賢者の槍を持ちし者〜
Chapter4「烈火の剣」
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が何も思い浮かばない。
いや、子供と言った事が原因なのはわかってはいる。
「あんなルドガー。ヴィータはこう見えてもスターズの副隊長でルドガーよりもずっと年上なんよ?」
「いっ!?」
ルドガーの目が驚きで開かれる。これまで普通なら一生経験する事がないような事に関わったルドガーでもこのヴィータの事には驚きを隠せないようだ。
「何だよ、その反応?アタシが大人に見えないのかよ?」
「…………」
いやどう考えても見えないでしょとすぐ傍まで出かけていた言葉を何とか抑えこむ。
これから試験だと言うのにこれ以上肉体的にダメージをおいたくはない。
「と…とりあえずルドガー君に試験の内容説明していいかな?」
なのははこの空気を払う為、今回の目的である試験の説明を始める事を告げる。
だがそこではやてが割って入る。
「というか試験の内容話す意味あるんか?するにしても勝利条件と敗北条件しかないやん」
「うーん……それもそうだよねぇ。試験と言っても試験官の人一人と戦うだけだし」
「試験官?」
「まぁ私はここで見物させてもらうから頑張りや!」
話しを聞く限りではどうやら今回の試験はターゲット破壊形式の物ではなく単純に戦闘技術を見る事を目的とした試験のようだ。てっきり思いっきりこの広いシュミレーターを使った内容とばかり思っていたルドガーからすれば拍子抜けだ。だが一つ気になる事がある。ここに向かう間にはやてと話した試験に関する情報だ。
(あの反応からすると試験官はかなりの強者かなにかか?)
なのはに試験指定ポイントに向かうよう言われ移動をしながらも自分の対戦相手を考える。
今ありえる限りでは、あの中の隊長格が自分の対戦相手だろう。
はやての口調で一瞬はやてがそうなのではないかと思ったが、彼女は別れ際に見物すると言っていた。なら残りの3人?いや、なのはも違う。自分が試験官ならあんな回りくどい言い方はしない。
(という事は…フェイトとあのヴィータとか言う子供か?)
もしこの心の声がヴィータの耳に入っていたならルドガーは今度こそ彼女にアイゼンでぶっ飛ばされていただろう。そんな事に気付かないルドガーは指定ポイントに着くと共に双剣カストールを握り身体がいつでも動けるよう整える。
「…ふぅ……」
目を閉じて自分の装備を思い出す。ルドガーの世界で戦う者であれば大抵持っているアローサルオーブだが、マナがないこの世界では使えないのではないかと思ったが、どうやら一応は使える。
しかしエレメンタルコアが無いのでこれ以上自分の能力を開花させる事はできないが今は全く問題ない。問題は武器と特に銃だ。試験ではデバイスマイスターであるシャーリーから渡されたペイント弾を使用する為間違っても相手に致命傷
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