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魔法少女リリカルなのはStrikerS 〜賢者の槍を持ちし者〜
Chapter4「烈火の剣」
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場からすればスバルの純粋な感想は嬉しい。
「ルドガーさん、頑張ってください!僕応援してますから!」
「私も応援しますね!ねっ?フリード?」
「キュクル〜!」
「ああ」
子供2人と竜一匹のエールを受け、その2人と一匹の頭を軽く撫でてなのはの元へ歩く。
「ルドガーさん!」
後ろから声を掛けられ歩みを止め、振り替える。そこにはフォワード隊のリーダーであるティアナが何故か顔を赤くしながらこちらを見ている。
「ほらっ、ティアも!」
「うっさいわね、少し黙ってなさいよ!」
ツンパワー全開。思わずこの光景をティアナは自分に見せたかったのかと思ってしまった。
流石にそんな訳ではないだろうが・・・・
「どうしたんだティアナ?」
「い、いえ!ただその……」
「?????」
端切れの悪すぎる答えにティアナが何をしたいのかもはや見当もつかない。
だがその煽りとも言えるような長い沈黙が終わってティアナから出た物は案外あっさりした物だった。
「し…試験、頑張ってください!」
「へ?」
それだけを言うと恥ずかしそうにしながらティアナはスバルの後ろへと回る。まさか他のフォワードメンバーがルドガーに話し掛けたのに自分だけ何も話さなかったから遅れて話し掛けたなどとは流石のルドガーでもわかりはしない。
「はいはーい、ラブコメ禁止ー!」
「ら、ラブコメって…!八神部隊長!?」
はやてがつまらなさそうな口調で手を叩きながら場の空気を変える。
ティアナはティアナでさき以上に顔を赤くしはやてに何か言いたそうであり、ある意味では本当にラブコメってるとも言えなくはないだろうか?
「ほらルドガーもいつまで惚けてるん?こっちや」
「イ、イテテテっ!?」
耳を引っ張られ180度方向転換させられた上、そのままなのはとフェイトがいる所まで連行される。
「にゃはは・・・大丈夫、ルドガー君?」
「はぁはぁ…ちぎれるかと思った……」
正直ビズリーのあの腹パン…いや絶拳以上に痛かった気がするが、素直にそう思うとビズリーが哀れに思えてくるので忘れる事にする。
「なぁ、コイツ本当に強いのか?」
そんな中ルドガーの耳に新たな声が耳に入る。声がする方を見るとフェイトの隣に陸士隊の制服を着たもうエルと同じ年頃の赤髪の女の子が目に止まる。
「………子供?」
「ふんっ!」
「っぐぅ!!?」
足を思いっきり目の前の赤毛の少女に踏まれ疼くまるルドガー。
昨日からダメージを受けすぎではないか?
「なぁはやて、コイツ、アイゼンでぶっ飛ばしていいか?」
「ちょまぁ落ち着きヴィータ」
踏まれた足を擦りながら自分が足を踏まれた理由を考える
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