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とある碧空の暴風族(ストームライダー)
出会い
Trick04_未熟者ですがよろしくお願いします
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テムスキャン)を受けてない可能性があるもの」

「・・お姉様・・西折さんのこと『信乃にーちゃん』て読んでますの?」

いつの間にか復活した白井が足元で倒れたまま呆れたように質問した。

「////! いいでしょ別に! 小さい頃から呼んでいる癖がちょっと出ただけじゃない!」

「ですがお姉様、常盤台の生徒ともあろうものが『にーちゃん』だという呼び方は
 あまりよろしくないですの。もっと言葉づかいを正して呼んだ方が
 お姉様のためだと思いますわ」

「う、うるさいわね! 私がどう呼んだって私の勝手でしょ!」

「私も白井さんの意見に賛成です。常盤台中学校の御坂美琴さんが、
 いくら知り合いである私に対してでも『にーちゃん』という呼び方は
 御坂さんの品位を疑われますよ」


男性の声が4人の後ろから聞こえた。


4人はゆっくりと体を後ろに向けた。

そこにいたのは西折信乃、その人だった。

「え、えええーーーー! 信乃にーちゃん!?」

「「西折さんどうしてここに!?」」(初春&佐天)

「ふ、風紀委員の支部に無言で入るなんて不法侵入罪ですわよ!?」

4人は調べていた本人が急に現れてかなり驚いている。

白井にいたっては話をごまかすように風紀委員らしいことを言った。


一方の西折の方はどこ吹く風で笑顔を浮かべながら答えた。

「いえ、私もこちらでお世話になることが決まったのでその挨拶に来ました。
 そしたら私の話で盛り上がっているみたいですから、何も言わずに後ろに立って
 いつ気付くかと楽しみにしていたのに誰も気づかないので声をかけてしまいました」

「い、いつから聞いていましたの!?」

「私がただの瞬間移動者じゃないとか、その辺りからです」

「そうですの。・・・・え"!? 今、何とおっしゃいました?」

「私がただの瞬間移動者じゃないとか、その辺りからです」

「ではなくて、その前です!」

「後ろに立っていたとか、こちらでお世話になるとか、にーちゃんと言う呼び方が
 どうとか言いましたよ。」

「こちらでお世話になる!? どういうことですの!?」

再び興奮する白井。ただし御坂を相手にしたように詰め寄ったりはしない。

「西折さん、何か悪い事でもされたんですか?」

呑気な初春が変なことを言う。

「バカ! 西折さんがそんなことするはずがないじゃない! 私達の恩人だよ!」

何故か力説する佐天。また顔が赤くなっている。おそらく力説が原因ではなく
最後の単語に別の意味が込められていたからだろう。

「ここでお世話になるって・・信乃にーちゃん、まさか!」

答えに予想がつき、驚きの表情のまま口をパクパクと御坂は開
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