暁 〜小説投稿サイト〜
とある碧空の暴風族(ストームライダー)
出会い
Trick04_未熟者ですがよろしくお願いします
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と言う名の学校があり、
そこが四神一鏡専属傭兵養成学校だった。

しかし、20年ほど前にこの学園は廃校と化し、同じことを
この“神理楽高校”で行っている。
神理楽という言葉の読みを知っている人が少なく、表向きには神理楽(かみりらく)高校と呼ばれている。

もっとも20年前の失敗を糧にして、神理楽高校は“普通”の傭兵学校に近い
教育をしているので卒業生全員が四神一鏡に属さず、一部では世界的要人の
ボディーガードの職につく者もいる。



そんなことを知らない4人は単純に就職先に驚いていた。

「そんなすごい人だったんだ。・・(ボソ)ますますかっこいいな・・・」

「佐天さん、最後の方が聞きこえなかったですけど何と言ったんですか?」

「なな何でもないわよ初春! 気にしないで!!」

呟いた声が聞こえていたら大変なことになるので焦った佐天。

「? 何で声が上ずっているんですか? まあ西折さんの他の情報について調べます」

「まずは能力を調べて欲しいですの。わたくしと同じ空間移動者(テレポーター)のようですが
 ただの空間移動者にしては不可解な点が多くありましたわ」

「了解しました」

端末を操作してすぐに『西折信乃』の個人データが表示された。

「こっちはすぐに出ましたね。
 ってあれ? 能力が未測定ですよ」

端末に表示されている、能力に関わる項目には全て『未測定』とある。

「な、それはどういうことですの!?
 あれほどの能力者が未測定で放っておかれるわけがありませんわ!
 自分自身を瞬間移動している上に相手の動きを封じる能力の応用!
 もう一度調べ直しなさい!」

「未測定なのは仕方ないことかもしれないわよ」

調べようとしていたのを止めたのは御坂の一言だった。

「どういうことですの、お姉様!? あの方が未測定でも仕方がないとは!?」

「黒子近い近い! 一度離れなさい!!」

興奮をそのままに御坂へと問いただす白井。顔の距離が10センチもないほど
近づいる。

「いいえお姉様! 黒子がお姉様と離れることはありませんの!
 今日はこのまま2人きりで熱い夜をアギャギャギャ!!」

話が何故か別のことに変わってそのまま迫ってくる。

お決まりの電撃を浴びせられ御坂の足元で白井は手足がピクピクと動いて痙攣していた。

「白井さん、相変わらずですね・・」

呆れたように初春。佐天は口には出していないが初春と同じ目で白井を見ていた。

「でも御坂さん、仕方ないってどうしてですか?」

仕切り直すように佐天が聞いた。

「それはね、信乃にーちゃんは学園都市に来てから1カ月ぐらいしか経っていないのよ。
 だからまだ身体検査(シス
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