暁 〜小説投稿サイト〜
IS《インフィニット・ストラトス》 〜死神の序曲〜
本編
更識 簪と一夏の自覚
[3/3]
[8]
前話
[9]
前
最初
[1]
後書き
[2]
次話
歳は一個下の中三で有名私立女子校に通っている優等生でもある。
「久しぶりだな蘭。邪魔してるぜ」
「い、一夏さん !? あ、あのっ、来てたんですか?」
「ああ、ちょっと外出がてらにな。」
俺がそう言うと「…聞いてないわよお兄…」と言って弾につめよっていた。
その後、弾とボソボソと話した後に「よかったら一夏さんもお昼食べていってください」と言って部屋を出ていった。
「一夏!」
「うおっ!な、何だよ弾」
いきなり弾に肩を掴まれて大きな声で呼ばれた為、驚きながら返事をした。
「さっきの反応を見るにお前、絶対に怜ってやつに惚れてんだろ?」
「うおぉぇえ !?」
その言葉に俺は頭の中が混乱する。
俺が怜のことを?「そりゃあ世話になったし、可愛いと思うこともあった。だけど本当にそれが好きという感情なのか?まあ一緒の部屋だった時はドキドキしたけどそれは怜が女の子であって……」と俺が悩んでいると弾が肩にポンッと手を置く。
「途中から声に出てんぞ?」
俺は顔を真っ赤にして下にうつむく。
弾は俺を見て溜め息をついてやれやれと首を振る。
「まさかお前が恋するなんてな。環境がお前を変えたってか?まあ俺はお前の恋路を応援してやるぜ」
「弾…」
「まあ何かあったら相談に乗るからよ。さて、さっさと降りて飯食おうぜ」
「おう!」
俺はその後、昼食を頂いてから寮に帰った。
そういえば蘭のやつおめかししてたな…。
デートだったのか?
まあ俺は弾のおかげで怜に恋をしていたことを自覚した。
怜か…友達にはなれたけど恋人とかになるにはどうしたら良いんだろうか?
やっぱり告白か?
でも冗談だと思われる可能性高いよな…。
そういえば俺って怜と友達だとか言ってるけど怜のことは何も知らないような気がする。
というか怜って周りの人にたいして自分のこと喋っているとこ見たことないよな?
もしかして怜ってみんなと仲良くしているようには見えるけど壁を作っているんじゃねえか?
まあ明日にでも怜に聞いてみるか。
それで全て分かるだろうし。
〜一夏sideout〜
[8]
前話
[9]
前
最初
[1]
後書き
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ