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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第24話 零治VSエリオ
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ったな。で、そっちでおしとやかに座っている美人はすずか嬢、金髪の美人はフェイト嬢だったな」
「正解です」
「よく覚えてましたね」

「まだ3、4年位しか経っていないからな、そう簡単に忘れんさ」

そう言いながらはやての隣に来るぬらさん。

「さて、先ずはワシの自己紹介をするかの。ワシはぬらりひょん、妖怪の総大将をやっておる」

「妖怪の………?」
「総大将………?」

ティアナとスバルが不思議そうな顔をしており、ギンガも言ってる意味がよく分かっていなかった。

「そうか、ミッドには妖怪って言葉も無いんやったな………まあ簡単に言えば『人ならざる者』ってところやな」

「人ならざる者………」
「警戒せんでええって3人共。ぬらさんは良い人やから」

はやてにそう言われて3人も警戒を解き、ぬらさんを見た。

「ふっ、それじゃあ今回の事件の説明をするとしよう。事の発端は1人の妖怪があるものを見つけた事から始まった。そ奴は頭が低い妖怪で直ぐに力の強い妖怪にペコペコしておった。しかしある時に奴は崇徳院と言う怨霊が封印された場所を見つけてしまったのだ」
「崇徳院?誰ですか?」
「私も知らんわ………」

ティアナに聞かれたはやてだったが、はやても分からなかった。

「崇徳院とがかつて昔、天皇になった事のある人物だったのだが、父親に好ましく思われず、戦争になり、負けて島流しにあった人物なのだが、その時の怨みを持ち続けたまま死に、怨霊となった者なのだ。恐らく日本最強の怨霊と言っても過言では無いな。現に500年前にワシの親父、先代総大将はこれと対峙し、組の半分の犠牲を出して何とか封印した。そしてその怨霊の封印が今回解かれてしまったのだ」
「それは大変な事態ですね………」

ギンガも事の重大さにいっそ真剣な顔になる。
逆にライトニングのキャロと真白は震えながら話を聞いていた。

「そして更に厄介な事にその封印を解いた奴が持っていた宝石が何かの力を持っていて、ワシや先代が倒した筈の妖怪、そして伝説になっている人物、生物を生み出す事が出来るようなのだ」
「伝説になっている人物?生物?」
「例えば、日本伝記にあるスサノオミコトが退治したヤマタノオロチは知っておるか?」
「はい!!首が多くある蛇ですね!!」

何故かテンションの高いエローシュが高々と手を上げてそう答えた。

「まああながち間違いでは無いが、そ奴の姿を見たと言っていた妖怪もいるのじゃ。他にもそのヤマタノオロチを退治したスサノオミコト、国を守護する筈の四神や、外国の英雄など色々おる」
「何やねんそのオールスター的な感じは………妖怪と関係あらへん者もおるやんか………」
「だが事態はかなり不味い状態だ。各地の妖怪達が危険視し、崇徳院を倒そうと躍起に
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