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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第24話 零治VSエリオ
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じだと思ったら大間違いですよ………次、ディバインバスターワイドシフト」

続いてディバインバスターを放つなのは、バルトは今度は不意をつかれる事も無く、ちゃんと対応していた。

「ワイドシフト!?クソっ、また面倒な砲撃を!!」

向かってきた砲撃魔法をいつも通り、斬り裂く訳じゃなく向かってくる砲撃魔法に更に距離を取る。
それでもディバインバスターはバルトに容赦なく向かっていく。

「枝分かれしない!?くそっはめられた!!」
「簡単に手の内を見せるわけ無いですよバルトさん?」
「このおおおおお!!!!」

強引に振るった一閃はディバインバスターを斬り裂いたものの、タイミングが遅れた影響もあり、裂かれた魔力がバルトを襲った。

「ぐうう………!!」
「さあ、まだまだ行きますよバルトさん」
「くそっ、この悪魔………いや、魔王め………!!いつまでもいい気になるんじゃねえぞ!!!」

バルトの方も怒りがヒートアップし、溢れんばかりの魔力がその怒りを露にしていた。

「オハナシはまだまだですよ………?」
「上等だ!!来い魔王!!!」

その後、残されたのは崩壊寸前の結界と仲良く背中合せに寝ている2人の姿だった………












「………ってな訳で、バルトさんとなのはちゃんは完全ダウンで今回の作戦不参加や」

現在夕方を過ぎ、ペンションにいる全員がリビングに集まり、今回の作戦会議をしていた。
しかしその前にはやてが話したのはなのはとバルトの件についてである。

「何しに来んだよあの2人………」

ヴィータの言葉に反論するものは誰もいない。

「バルトさんとなのはちゃんどっちも参加するってごねてるんやけど、アリサちゃんたちに押さえさせとるから、2人はいないもんだと思ってな。………それじゃあ今回のロストロギアの概要を詳しく聞きたいんやけど………ライちゃん、ぬらさんはまだなんか?」
「えっと………うん見てな………」

「ワシはここにいるぞ?」

いきなり聞き覚えの無い声が聞こえたと思い、全員一斉にキッチンに目を向けると黒髪の長髪で、袴を着た男性が冷蔵庫から出したお茶を飲んでいた。

「ほう………この会社の緑茶美味いな」
「ぬらさん、いきなり現れるのは勘弁してほしいんやけど………」

はやての呟きに皆が頷く。唯一例外が「あれが出来るようになればダーリンの家で………ムフフ………」と笑うウェンディと「凄ぇ………認識されないで人の家に入るって事はあの人がぬらりひょんだよな………」と感動しているエローシュであった。

「はっはっは!!済まん済まん!!しかし大人になったものだはやて嬢」
「あれ?嬢なんてつけてたかしら?」
「そう言った気の強そうなお前はアリサ嬢だ
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