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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第24話 零治VSエリオ
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る力を付けたい。そしてそのきっかけを掴めた」
「だがあまりその戦い方はしない方が良い。今のエリオならただ体に負担をかけるだけだ。元々の地力がなさ過ぎる。もっと大きくなって筋肉を付けないとな」
「はい………そしていつかレイ兄にもきっと勝ってみせます」
「その意気だぞエリオ」

俺に撫でられ一瞬笑顔を見せた後気を失った。

「キャロ、ルー、悪いが回復を頼む。まあこの分じゃ夜はキツいかも知れないけど、参加できるように頼むな。加奈の奴ギリギリかもしれないしな」
「う、うん!」
「わ、分かった!」

零治に言われ、キャロとルーはエリオに回復魔法をかけ始める。

「フェイト、エリオも男なんだ。多少の無茶を許すもの良い女の条件だぞ?」
「………覚えとく」

そう言ってフェイトはエリオの方へ集中してしまった。

「………さて、それじゃあこの模擬戦も終わりで………」
「いや、次は俺とやってもらうぜ」

そう言われ、声の方を向くと、ヴォルフバイルを構えたバルトがいた………










「いやぁ、面白かった。まさか俺の十八番を真似されるとはな………将来楽しみだ」
「………誰ですか?」
「………まあそうか、こうやって会うのは初めてか。俺はバルト、バルト・ベルバインだ」
「俺は有栖零治です」

冷静に自己紹介をし合う2人だが、内心はかなり混乱していた。

(おい、やっぱりこの人は………あの言い方は黒の亡霊が俺だって……)

「ヴィヴィオが話しててよ………一度会って見たいと思ってたんだ。そしてなのはと友達と聞いたからもしやと思ったが………やはり思った通りかなりの実力だな!!」
「どうも………」
「そして悪いんだが、俺もテンション上がっちまってな………萎えてた気持ちの憂さ晴らしに付き合ってもらうぜ零治」
「憂さ晴らし?………くっ!?」

飛んで来た雷の槍を鞘で受け止めた零治。

「さあ油断してんなよ?本気で来いよ!!」

ヒートアップするバルトに零治は小さくため息を吐いた。

「さて、またもハッキリさせるチャンスが唐突にやって来た。やるぞラグナル」
『はい、マスター!!』

ラグナルの返事を聞いて、抜刀の構えで身構える。

「いいねえぇ、そうこなくっちゃな!!」

そう言いバルトはもうスピードで零治に向かって突貫する。
それと同時に零治もバルトに向かって地面を蹴った。

「えっ!?」
「待って攻撃するんじゃない!?」

スバルとギンガみたいに機動六課の皆が驚く中、バルトだけは違った。

「そう来ると思ってたよ!!」

分かっていたかの様に斧で零治の抜刀を防いだバルト。

「抜いたな?そのまま納刀させねえ!!」

零治に攻撃の隙を与えない
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