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真剣で武神の姉に恋しなさい!
秘密基地へ
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のか千李は百代に説教を始めた。

「いい?百代お前は川神院の跡取りなんだからそのあたりをきちんと覚えてきなさいよ。世間体って言うのもあるんだから」

「むぅ。それもそうだけどさたまにはいいだろ?」

「たまにはって言ったってどうせ私がいないときはずっと女の子はべらしてたんでしょう?ファンクラブの子のお前を見る目を見れば一目でわかったわ」

「ギクッ」

 百代のそのリアクションに再度ため息をつく千李。

 ……まったく。男にも目を向けろと言いたい所だけど男で百代より強い奴なんていないからしょうがないっちゃしょうがないんだけどね。

 そんなことを思いながら千李は百代の方に手を置いて百代に言った。

「まぁお前が女の子を引っかけておごってもらってそれで終わりならもうちょっと説教をすべきところなんだけど……ちゃんとその子を楽しませてあげてるから今日はこれで終わりにするわ。とりあえずほどほどにね百代?」

「へーい」
 
 ……つーかそれなら姉さんだってそうじゃないのか?

 百代は思ったがこれ以上反論すると面倒くさそうなので黙っていることにした。

 すると二人の会話を聞いていた翔一が言った。

「でも、めんどくせーな。女と食事ってさ、やっぱ俺は大和とかと飯食ってたほうがいいや」

 その翔一の言葉に対し大和は一言そうかい、とだけ返した。
 
 が、その二人のやり取りを見ていた百代と京そして千李がヒソヒソと話をしていた。内容としては、タブンデキテルアノフタリ、ワタシノコクハクコトワッテタリユウワカッタ、ホモォ。などなど

「はいそこの三人!ヒソヒソ話しない!!!」

 その三人様子に大和は声を上げる。内容は全部聞こえていた大和だが強く反論すると余計いじられると思っての判断だろうすこしニュアンスを変えていた。

 そして大和はそれに続けた。

「つーか姉さん待ち合わせなんじゃないの?」
 
「そこは大和が私におごってくれるんだろ?」

 疑問をさらに疑問で返され少しうなだれる大和であった。

「またか……」

「大和ー私は?」

「千李姉さんは今日の昼におごったでしょ!」
 
 思わず大和は声を大きく上げてしまった。

「けちー」

 千李はそんな大和に臆することもせず後ろから抱きついた。またしても大和の背中にやたらと発育のよいものが押し当てられる。

 ……だからなんでこの人は胸をこんなに押し当てるのがすきなんだよまったく―――。

 そんなことを思っていると今度は百代が腕に抱きついてきた。

「ふふん。どうだ大和?姉妹攻撃だ。姉さんもっと抱きついてやれ」

「いいーだろう」

 だが大和は既に開き直りこの二人の柔らかな感触を楽しむ
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