暁 〜小説投稿サイト〜
吾輩は猫である
無印
吾輩、温泉に行く 後編
[4/6]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
び、避けることができた。
そういえばこんな技もあったな。野郎なんてあんまり見てなかったから少し忘れてた。士郎を見るならセイバーのうなじを凝視する。アーチャーを見るくらいなら遠坂凛のニーソを舐めるように見る。野郎を見てもむさいだけだしな。ちなみに嫁セイバーは俺の嫁な、異論は認めない。


「次はこっちの番だ!」


あの変態がアーチャーの特典を貰ったというのならおそらく遠距離攻撃を防ぐ方法はあれだ。丁度防御性能を上げたいと思ってたんだ、喰わせてもらうぞ。


「喰らっときな! カオスビィィィィィィム!!」


目に魔力を集め、黒いビームを相手に放出する。なんとなくこの攻撃は吾輩のお気に入りでもある。


「熾天覆う七つの円環!!」


ビームが被弾する直前、変態の前に光でできた7枚の花弁が展開される。ビームが直撃し、2枚ほど散りながらも確実に攻撃を防いだ。


「ははははは! そんな攻撃じゃ俺はy「いただきまぁぁぁぁぁああす!!!」なっ!」


奴が展開した熾天覆う七つの円環とビームがぶつかりあった瞬間に衝撃はと光りに紛れて奴に急接近した。油断していた変態に避けれるはずもなく突き出していた右手ごと光り花弁を喰いちぎる。


「がぁああぁあああっ!! 手が! 俺の手がぁぁぁぁぁぁああッ!!」
「ムシャムシャパリパリコックン……とっても甘くてクリーミーだった。もっとぷり〜ず」


花弁を粗食しながら変態に歩み寄る。


「こっちに来るなぁぁぁぁああああ!」


何十もの投影した武器をこちらに飛ばしてくる。
さすがに多いな、壊れた幻想をされたらヤバイ、まだ無属性はキツイ。
大きく後ろに飛んで避ける。


「壊れた幻想ッ!」


投影された武器が連鎖するように爆ぜていく、爆発が爆発を飲み込んでいきより大きな爆発に変わっていく。
やっば、これはちょっと範囲広すぎでない?


「ハァハァ……もうあれしかないか……」


何かするようだ。目を瞑り、何か唱え始めた。


「I am the bone of my sword」

――体は剣で出来ている。


「Steel is my body, and fire is my blood」

――血潮は鉄で 心は硝子。


あっ、あれ固有結界の詠唱だっけ?


「I have created over a thousand blades」

――幾たびの戦場を越えて不敗。


「Unknown to Death」

――ただの一度も敗走はなく。


「Nor known to Life」

――ただの一度も理解されない。


意外と英語うまいな、練習でもしたのか?
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ