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魔法少女リリカルなのはStrikerS〜青年と機動六課物語〜
第二部 過去・無印編
第18話『それは不思議な出会いなの?』
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がとう」


 お姉ちゃんにタオル投げて渡す。それを、受け取り汗を拭う。


恭也「じゃあ、美由希。今朝はここまで」


 お兄ちゃんの『高町恭也』さんは大学一年生。お父さん直伝の剣術家でお姉ちゃんのお師匠さま。


美由希「はい。じゃあ続きは帰ってからね」


 ―――で、お姉ちゃん『高町美由希』さんは高校二年生。









 ◇◇◇◇◇









士郎「今朝の料理は美味しいな♪特にこのスクランブルエッグが」

桃子「ほんと?トッピングのトマトとチーズとそれからバジルが隠し味なの♪」

士郎「みんなあれだぞ、こんな料理上手なお母さんを持って幸せなんだから、わかっているのか?」

美由希「わかってるよ。ね、なのは」

なのは「うん」

桃子「もうやだ、あなたったら♪」

士郎「ははは、照れるなよ。こいつぅ〜」

二人「あはははぁ〜♪」


 こんな感じで、高町家の両親は未だ新婚気分バリバリのバカップルさんです。時々、見ているこっちが恥ずかしくなったりします。


恭也「美由希、リボンが曲がってるぞ」

美由希「え?本当?」

恭也「ほら、直してやるからジッとしてろ」

美由希「うん」


 お姉ちゃんとお兄ちゃんもとっても仲で私も愛されている自覚はあるんだけどこの一家の中では微妙に浮いているかもしれません…。









 魔法少女リリカルなのはStrikerS〜青年と機動六課物語〜
 第18話『それは不思議な出会いなの?』









なのは「いってきま〜す」


 学校までは、バスで通学なのでバス停に向かいます。
あ、そう言えば私の自己紹介をしていませんでしたね。私は『高町なのは』、私立聖祥大附属小学校に通う小学3年生です。

 バス停に着くとすでにバスは来ていて急いで乗り込みます。


なのは「おはようございま〜す」


 運転手さんにもキチンと挨拶をします。


すずか「なのはちゃん」

アリサ「なのは、こっちこっち」


 バスの一番後ろに座って私を呼ぶこの二人は、アリサ・バニングスちゃんと月村すずかちゃんです。一年の時からの友達で今年からは同じ塾にも通ってます。









 ◇◇◇◇◇









なのは「将来か……」


 お昼休み、私たち三人は屋上でお弁当を食べています。
そんな中、私はポツリと呟く。自分が将来何になったらいいのか全然決まってもいないしわからないからです。


なのは「アリサちゃんとすずかちゃんはもう結構決まっているんだよね?
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