15 ガリバー飴
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「子供の振りってのも疲れるな」
「仕方ないよ。私達まだ2歳だもん」
「そうだな、とりあえず飴でも食うか。一個も食わないわけには行かないだろ? 」
飴を口にする俺と柚香、それが今後の人生に大きく影響するとも知らずに。
と、次の瞬間
柚香の姿が蜜柑と同じくらいの年齢になった。
ごくっ
驚いた衝撃で飴を飲み込んでしまった。
「「10歳になった1? 」」
しかもでかくなった影響で服が破れて二人とも半裸になっている。
「もしかして!? 」
飴の袋を見ると+8と書いてある
「ガリバー飴って飲み込んでも効果あったんだね」
「とりあえずこの半裸状態をどうにかしないといかんな」
念を使って服を作った。
「今のどうやったの? 」
「以前HUNTER×HUNTERの世界に転生した時に覚えた念を使って作ったんだ。体のサイズに合わせて大きさが変わる機能が付いている」
「幸いこの部屋から外に出るときお父さんのいる部屋から見えないし元に戻るまで外で居ようか。この部屋だったら何時、誰が入ってくるか判らないし」
「そうしよう」
俺達は誰にも見られることなく玄関に到着した。
「無断で出かけると怪しまれるかもしれないな。一言声を掛けようか」
「そうだね」
俺は声を張り上げた
「ちょっと出かけてくるよ」
「気をつけて行ってらっしゃい
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