9 詐欺師と遭遇
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「えっアリス学園に入学するための塾がある!? 」
原作でも思ったことだが、蜜柑ってかなりだまされやすいタイプだよな。将来詐欺とか似合わないか心配だ。
詐欺にだまされてついて行きそうな様子の蜜柑に耳元で伯父さんが囁いた。
『蜜柑、こいつらの行ってることは出鱈目だ。アリスは生まれつきのもので後から手に入れれるものじゃない』
「えっ、出鱈目なん? 」
「出鱈目じゃないって、俺たちはちゃんと学園に認められて勧誘してんだって」
『蜜柑、ちょっと変わるぞ』
次の瞬間、伯父さんと蜜柑が入れ替わった。
蜜柑の体を借りた伯父さんが睨みつけると詐欺師たちは怖気づいたが、仲間たちがいる前で自分だけ逃げることは出来ないので精一杯の虚勢を張った。
「な、何眼つけてんだ。下手に出たらいい気になりやがって! 野郎共、殺っちまえ! 」
いっせいに殴りかかってきた詐欺師のこぶしを伯父さんがよけたその時。
「そこで何をしてるのかな? 」
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