―ジェネックスを超え―
[9/17]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
る! そして、《アルカナフォースVII−THE CHARIOT》を召喚ッ!」
アルカナフォースVII−THE CHARIOT
ATK1700
DEF1700
斎王がその豊富な手札から出したモンスターは、三沢の牛頭鬼と同じ攻撃力を誇るアルカナフォースの戦車。
もはやルーレットを行う必要もなく、《光の結界》により正位置に固定された。
「バトル! アルカナフォースVII−THE CHARIOTでカラス天狗を攻撃! フィーラー・キャノン!」
チャリオッツから出現した触手からビームが放たれると、カラス天狗を狙って一直線へと飛んで行き、その胴体を蹴散らした。
「《光の結界》第二の効果により回復しッ! 更にチャリオッツの効果発動! 戦闘破壊した相手モンスターを、こちらのフィールドに特殊召喚する!」
「それはさせん! チェーンしてリバースカード《妖魔の援軍》を発動! 1000ポイントのライフを払って《陰魔羅鬼》と《カラス天狗》を墓地から守備表示で特殊召喚する!」
三沢LP3100→2100
斎王LP4500→5900
1000ポイントを支払うことで、墓地のレベル4アンデット族モンスターを特殊召喚する罠カード《妖魔の援軍》により、カラス天狗がチャリオッツによって特殊召喚されずに済む。
チャリオッツの触手に捕まるより早く、カラス天狗は三沢のフィールドに特殊召喚され、またもその扇を振り上げた。
「カラス天狗の効果発動! 墓地から特殊召喚された時、相手モンスターを破壊する! デビルを破壊せよ、悪霊退治!」
「させんわぁ! リバースカード《法皇の錫杖》! 相手に一枚ドローさせる代わりにこのターン、私のフィールドのカードは効果破壊はされない!」
カラス天狗が放った扇による一撃はしかし、悪魔を守る法皇の錫杖によって防がれてしまった。
「……陰魔羅鬼の効果、法皇の錫杖の効果の合計で二枚ドローさせてもらう」
「それがどうした! デビルで牛頭鬼を攻撃! 攻撃宣言時陰魔羅鬼を破壊し、500ポイントのダメージを与える!」
三沢LP2100→1600
斎王LP5900→7600
次々に広がっていくライフポイント差に見ていられなくなり、天井を仰ぎ見るが機械戦士たちが返ってくるようには見受けられない。
「やはり口先だけの雑魚だったようだなぁ! カードを二枚伏せてターンエンド!」
「俺のターン、ドロー!」
三沢のフィールドはバニラ同然のカラス天狗のみ、対する斎王はデビルにチャリオッツ、更には二枚のリバースカードが控えている。
そして《光の結界》によって、両者のライフは倍以上離れている……
「俺は速攻魔法《サイクロン》を発動し、《光の結界》を破壊する!」
「
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ