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妖精の十字架
〜It works togetherD〜
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魔力を開放する。俺は普段、魔力を抑えている。理由は簡単。疲れるからだ

「行くぞ・・・」

俺の体は黒い、否、漆黒のマントに覆われたかのように魔力があふれている

「滅竜奥義・弐の型――――」

足元に黒い魔法陣が展開される。そして、俺の両手に魔力が集まり、魔法陣が足場から両手に移る。そして、両手を上に掲げて合わせる
魔法陣が再び合体して、黒さが増ました

「―――獄縁」

前に向けて手をかざした。その手からは禍々しい黒い波動が放たれる。咆哮の威力とは、範囲も威力もケタ違いの漆黒の魔法がはなたれた

「グルアアアアアアアアァァァァァァ」

けたたましい雄たけびを上げて、黒バルカンは姿を消した

「ふぅ・・・降臨はやっぱしつかれんな・・・まぁ全滅させられたからよしとしよう」

俺は近くにあった柱をたたき割り、倒れた衝撃を食べ、なんとか魔力を回復させ、甲板へと急いだ
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