氷結剣
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ジャックフロストは大きな声を上げると大柄なサルのようなモンスターを作り上げようとする。しかし、そんなことをさせるほど二人は甘くなく、飛び出してをメルムは両手剣スキル《アンバラッシュ》、フブキは氷結剣重突スキル《アイスストライク》を使用する。二人はジャックフロストを襲い掛かった。
「やあああ!!」
「はあああ!!」
二人の思い一撃はジャックフロストのHPを余すことなく空にした。それと同時にゲツガの周りにいたニープスは雪に戻り、姿を消した。
「お疲れ、二人とも」
下のほうからゲツガが二人に向けていう。
「ああ、お前もさっきの援護サンキュー」
「ほんと、ありがとね」
二人はそう言って木から飛び降りる。
「いやー、まさかあんなモンスターがいるとはな」
「まったくだ。あんなモンスター見たこともない」
「そうだね、分裂するスライムはいたけどモンスターを作り出すモンスターなんてね〜」
三人はさっきの戦闘について語りだす。確かにあのようなモンスターはほとんど、いやSAOの中にはいないだろう。モンスターを造るモンスターは見たことも聞いたこともない。
「まあここがとにかく勝てたからいいじゃねえか」
「そうだな。それよりも早く行こうぜ。日が暮れたらめんどくさそうだ」
「うん、早く行きましょう」
そして三人は足を洞窟のほうに向けて歩み始めた。
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