暁 〜小説投稿サイト〜
RPG WORLD ―ろーぷれ・わーるど― 〜復讐の少年〜
序章
絶望の少年・後
[8]
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後書き
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次話
僕の周りにはニンジャたちの死体と大地の死体。
小さく息を吐き、地面に向かって、
「『四刀流・隼』」
今回は10連撃である。
といわけで、地面には穴が二つできた。
墓穴である。
片方の大きい穴に、ニンジャたちを入れ、埋葬し、そこらの木を墓石代わりにし、剣で
『ニンジャたちの墓』
と刻む。
そして...次は大地。
腰の部分に挿してある、鞘を抜き、泣きながら同じように埋葬する。こっちには、
『大地の墓』
と刻む。
そして、大地の剣を拾い上げる。
...これは大地の形見だ。
『剛刀・スサノオ を手に入れました』
できればちゃんとしたお墓を立ててあげたいけど、今はできない。
幸い、この世界では、腐ることもないだろうし、虫に分解されることもないだろう。
いつか、ちゃんとしたお墓を立ててあげよう。それまでここで我慢して。
あとで、絶対に、絶対に。
そう心に刻んで、ここの場所を地図にわかるように書く。
そして最後に一分ずつ黙とうし、地図を片手に、歩き出す。
いつまでもくよくよしてられない。だって、波音を探さなきゃいけないから。
ダイスとやらに連れ去られた波音を。
待ってて、大地。いつか、必ず、波音と一緒に墓参りに来るよ。
その時には墓の場所も変わってるだろうけど。
だから...だから...!
それまで、待っていて。もしかしたらそっちで会うかもだけど。
そのまま僕は歩き出した。
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