暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン〜Another story〜
SAO編
第16話 理解不能です
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。とても近所迷惑だ。
「うるさいぞ……?」
リュウキはレイナにそう注意するが聞く耳を持たない。リュウキの方は一切見ずにアルゴに詰め寄った。
「ち……違うのっ! あ……あなたは! アルゴさんっ! 違うからねっ! わ……わたしはただ……」
レイナは慌てながら必死に必死で説明をしようとしたが、アルゴは手を振った。
「マァ マァ、落ち着けって。大体の展開はワカルヨ。なんて言ったって さっきもこんなのあっタしナ……。それにリューの性格も大体把握シテルから」
同じような事に2回も同じ日にあるなんて、はっきり言って、ありえなくないかな? とアルゴは思っていた。それもこんな状況をだ。
「………おい」
話を遮られたリュウキだったが、再び2人に声をかけた。何度考えても判らないからだ。
「だから、さっき言ってた言葉。一体どういう意味だ?」
リュウキは、判らない事はなんでも聞く。そう言う性分だからだ。だが、答えは返ってくることは無かった。
返ってきたのは。
「ちょっ!な……なんでもないからっ!!! なんでもない〜〜〜ッッ////」
頬を真っ赤に赤面させたレイナの叫び声だけだった。その後、何度か聞いたが彼女は答えてくれなかった。
「ハハハ……可愛いナァ。ドッチも」
アルゴはアルゴでただただ笑っているだけだった。
この世界に来て 最も今日がにぎやかで、……そして騒がしい夜となっていた。
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