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ソードアート・オンライン〜Another story〜
SAO編
第16話 理解不能です
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のモ、難シイし……。全プレイヤーにとっても、頼むヨ。この通りダ……」
アルゴは、リュウキに頭を下げた。ゲームとは思えない程、そして 普段のアルゴからは考えられなかった。確かにリュウキにとって、アルゴとの接点に対する利点に関して、その点は同意だった。アルゴの情報は勿論、その発信力・そしてその名を通しての信頼性はそれほどまでに優れているからだ。この世界の生命線のひとつと言っていい金銭を惜しまない程に。エギルの1件で、今後もそう言うプレイヤーは増えるだろう。
――……これ以上……死者を出さない為にも必要な事だ。
その後は、もうこれでもか! と言う程 アルゴから謝罪の言葉やら、リュウキに対する褒め言葉やらが続いていた。
リュウキは、これが延々と続くか?っと思った為流石に折れてしまい、許してやる事にした様だ。決定的なのは、アルゴの名前の信頼性と、その情報力と発信力は役に立つからと言う理由だろう。
「…………ふぅ。わかった。もう この話は終わりだ」
リュウキは、一先ず殺気を鎮めて普段の様子に戻っていた。纏っていたオーラも消失した様だ。それをアルゴが確認すると、にやっ と口元を歪めた。
「ハハハ。可愛い顔が、台無しダヨ?」
ニコニコとリュウキに接近し、肩を叩くアルゴ。……勿論、そこまでの接近をも許した筈はない。これまでも、そしてこれからもそうだ。
「…………話、終わらせない方が、良いか」
だから、再びオーラ? を発生させようとした時だ。
「ジョ、冗談冗談、ダヨ……」
流石にいきなりは不味かったか、と思ったアルゴが速攻で折れていた。それがアルゴにとって功を成したと言っていいだろう。直ぐに折れた為 何とか鎮める事が出来たから。
「サテ、お詫びと言っては何だが……。今後の情報本を無料で提供しようと思ウ。後、リューが知りタイ情報が有るナラ 本以外デも可ダ」
アルゴは、そう 持ちかけた。どの情報かは、自分で決めれるようだ。確かに細かい事を考えれば知りたい事はまだまだ沢山あるだろう。
「……裏があるような気がするのだが?」
流石にそこまでリュウキはアルゴの事を、信頼しきれなかった。情報は別として、所謂人間性をだ。
「ハハハ。嘘は言わないヨ?本当サ」
逆にアルゴはあっけらかんとしているようだ。
さっきまでが嘘の様に。さっきまでの謝罪が嘘の様に。
「裏……とまではいかナイ。オネガイなんだ。第2層以降も君の情報を優先的に買いタイ。その願いが強イヨ。オイラは、各層の最初の町に滞在シテイルから。……ソレと」
アルゴはそう言いながら、先を動かして メニューウインドウを出した。タッチをして操作をして行くとリュウキの前に可視
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