番外編
再びの『合奏』を求めて
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。
馬鹿で、変態で。来たらその日はもう閉店だけど。
支えられちゃってる。悔しいことに。こんな変態に。
でもそれも、心地よい。
(だから…)
だから私も、まだ頑張れる。
ウッドロンの様に、そしてソラの様に、誰かを支えられるようになる、その日まで。
◆
人というのは支え合って生きている……と昔の偉い人は言った。でも私は、そうはとても思えない。だって私はソラには支えて貰った分の方が圧倒的に多いし、ウッドロンに至っては正直支えて貰ってしかいない。正直彼になら体を許してもいいかな、と思うものの、彼がそれを求めたことは無い。変態のくせに。
話がずれた。
私は、こう思う。
「誰かを支えるために、誰かがいるのだ」と。
ソラがたくさんの人を支えていたように。ウッドロンが私を支えてくれている様に。
私もいつか、誰かを支えてあげたい。
できればそれが、私の良く知った仲間たちであることを願って。
その支えのつながりが、何か大きなことを成し遂げることを祈りながら。
その時のために、私は己の力を磨くのだ。
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