エヴァの反乱(嘘)
[5/8]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
しょう。
「いきますよ」
「命令は?」
「見敵必殺です。戦力差を見誤った事を後悔させてあげましょう」
「了解。任務開始」
シオン様に教わったように命令すると、嬉々として動きますね。
「網完了。繰弦曲・崩落」
糸が部屋中に展開して網のようになりました。そして、出て来た人達を包み込み、その糸が内側へと収束していきました。
「「「「「「「「ぎゃああああああっ!!! 俺の腕がぁああああっ!!! 足がぁああああっ!!!!」」」」」」」」
やはり大した事有りません。ただ、跡が凄い事になっていますね。残りの敵を切り伏せながら敵じゃなくてよかったと、つくづく思います。
「ば…………馬鹿な…………たった2人で…………こんな…………こんな事は有り得ない…………」
実質、1人だけなんですけどね。
「さて、これで終わりですね」
「まだだ、私の兵はまだいる!」
む、増援がいるんですか?
疑問に思ったその時、扉が開き、部屋の中に血塗れの咲が入って来ました。
「咲? 大丈夫ですか?」
「大丈夫ですよ」
「「紗代様、任務完了です。この施設に居るこの部屋以外の全ての敵対勢力の沈黙を確認しました」」
「え?」
「「見敵必殺との命令でしたので全て排除しました。」」
えっと加奈ちゃんに与えた命令ですよね?
咲ちゃんもそれを受けて行動したって事ですか?
常に繋がっているから片方の名前いれて命令しなきゃ…………両方でその命令を受けたと判断して動くんですね…………気をつけないと。
「わ…………わかった…………連れていっていいから、命だけ「駄目です」……………………」
見苦しい命乞いの間に首を刎ねましたし、これで終わりですね。
「では、皆さんを解放してあげてください。動物達もです」
「「了解」」
二人は即座に行動を開始しました。
「こちらはこれでいいですけど…………そっちは大丈夫ですか?」
エヴァ
ほう、これはなかなか見応えあるな。
「いっぱいいるな〜」
私達はコウモリの翼を出し、空から数えるのも面倒な妖怪達を見ている。
「とりあえず交渉してみるかな」
「そんな、まどろっこしい事をするのか?」
「ああ、その間にエヴァはブーストしておいてくれ」
「わかった。凍てつく氷柩 術式固定 福音ブースト開始」
さて、説得なんて無駄だとおもうけどな。しかし、曲に合わせて鳴り続ける鐘の音か、いい物だな。
シオンが交渉を開始した。
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ