―ジェネックス Z―
[10/19]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
は、俺の警戒を知ってか知らずか不敵に笑っていた。
「ディバインガイに同じく《デーモンの斧》を装備し、バトル! ディバインガイで、ターボ・ウォリアーに攻撃!」
やはり何か作戦があるらしく、《デーモンの斧》を装備したとはいえ攻撃力が劣るディバインガイでのターボ・ウォリアーへの攻撃宣言。
エドからどんなコンバットトリックが来るか見逃すまいとするが、効果があるのはエドの手札ではなく、ディバインガイそのものだった。
「ディバインガイのエフェクト発動! このカードが攻撃する時、相手フィールド場の装備魔法を破壊し、その数×500ポイントダメージを与える!」
ディバインガイの背中に背負われた銀色の剣が発射され、ターボ・ウォリアーが持っていたデーモンの斧を破壊し、その破片が俺を襲う。
破片からの衝撃に耐えていた時には、既にターボ・ウォリアーはディバインガイによって切り裂かれていた。
遊矢LP4000→3400
「ターボ・ウォリアー……!」
「メインフェイズ2、フィールド魔法《幽獄の時計塔》を発動し、ターンエンドだ」
アカデミアのデュエル場が、あるD−HEROが囚われている時計塔がある町へと変わっていき、エドはターンを終了した。
「俺のターン、ドロー!」
《幽獄の時計塔》が使用された今、そんなのんびりとデュエルを進行していく暇はないが、俺の手札にフィールド魔法を破壊出来るカードはない。
「お前のスタンバイフェイズ時、幽獄の時計塔は時を刻む!」
大きな音をたてながら時計塔が12時から3時へと移行し、囚われのD−HEROが目覚めるまで後9時間となる。
「ならばこちらは、《ミラクルシンクロフュージョン》を発動! 墓地の《ライフ・ストリーム・ドラゴン》と、《スピード・ウォリアー》の力を一つに! 《波動竜騎士 ドラゴエクィテス》!」
波動竜騎士 ドラゴエクィテス
ATK3200
DEF2100
結果的にデビルガイによって墓地に送られたライフ・ストリーム・ドラゴンと、《手札断殺》で墓地に送っていたマイフェイバリットカードが力を併せて召喚された竜騎士が、早々とフィールドを支配する。
「バトル! ドラゴエクィテスで、デビルガイを攻撃! スパイラル・ジャベリン!」
《デーモンの斧》を装備しているディバインガイから破壊したかったものの、やはりデビルガイの効果で《幽獄の時計塔》完成までの時間稼ぎをされれば厄介で、攻撃目標をデビルガイとした。
下級モンスターのデビルガイに防げる攻撃ではなく、放たれた槍にデビルガイの身体は消し飛び、その槍はドラゴエクィテスの元へ戻ってくる。
「ターンエンドだ」
「僕のターン、ドロー!」
エドはドローしたカードを見て薄く笑うと、
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ