―ジェネックス Z―
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デーモンの斧》を装備し、バトル! ターボ・ウォリアーで、デビルガイに攻撃! アクセル・スラッシュ!」
「《攻撃の無力化》を発動し、攻撃を無効にする!」
低攻撃力をわざわざ晒すのみにするエドではなく、ターボ・ウォリアーの攻撃は残念ながら時空の穴に吸い込まれてしまう。
大ダメージのチャンスだっただけになおさら残念だが、考えていても仕方がない。
「ターンエンドだ」
「僕のターン、ドロー! デビルガイのエフェクト発動! ターボ・ウォリアーを未来に飛ばす! ディスティニー・ロード!」
《デーモンの斧》を装備したターボ・ウォリアーはドグマガイの攻撃力を超えており、またもやデビルガイの効果に頼らざるを得なかったエドだったが、ターボ・ウォリアーにその効果は通用しない。
「ターボ・ウォリアーは、レベル6以下のモンスター効果の対象にならない!」
これこそが先程シンクロ召喚する時にターボ・ウォリアーを選んだ理由であり、このモンスターの強みでもあった。
「チッ……二体を守備表示にし、速攻魔法《異次元からの埋葬》を発動! ライフ・ストリーム・ドラゴンをセメタリーに戻し、ターンを終了する」
しかしエドもただでは転ぶデュエリストではなく、ライフ・ストリーム・ドラゴンを墓地に送ることで完全除去を果たす。
「俺のターン、ドロー!」
ドローしたカードは速攻魔法《サイクロン》であり、エドのフィールドのドグマガイに装備されているD−シールドを、ひいてはドグマガイを破壊出来るようになった。
さて、ドグマガイとデビルガイのどちらを攻撃するか。
「俺は速攻魔法《サイクロン》を発動し、《D−シールド》を破壊する! そしてバトル! ターボ・ウォリアーでドグマガイに攻撃! アクセル・スラッシュ!」
答えはもちろん効果を受け付けないデビルガイではなく、ステータスの高いドグマガイの方だ。
D−シールドを竜巻により吹き飛ばされて失ったドグマガイは、ターボ・ウォリアーの深紅の一閃により破壊された。
「良し、カードを一枚伏せてターンエンド!」
「僕のターン、ドロー!」
D−HEROの切り札の二回目の戦闘破壊に成功したが、俺はまだエドにダメージを与えられていない。
この展開もエドの想定内なのだろうか、と一瞬不安に思ってしまうが、そんな弱気な思いは頭から消しておく。
「僕は《D−HERO ディバインガイ》を召喚!」
D−HERO ディバインガイ
ATK1600
DEF1400
今までのデュエルでは見たことがない、俺にとっては初見となったD−HEROの登場に、デビルガイのような一発逆転を狙えるカードなのかと警戒する。
背後に銀色の剣のようなものを背負っている、黒いダークヒーロー
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