暁 〜小説投稿サイト〜
妖精の十字架
〜VSララバイ〜
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まま地面にめり込む

「クルス!?」

「ルーシィ、クルスは今ぐらい序の口だぞ?」

「え!?」

その通り
土埃が晴れるとそこには片手でララバイの腕を受け止める姿が見えた
地面と当たるその刹那に俺は体にかかる衝撃を全て食らう。幸いララバイの腕は軽く、十分に持ち上げられる
そのまま、腕に魔力を集め、突きあげる
一気に跳び、顔の目の前に躍り出る

「覇王黒蓮!!」

目視不可能な速度で拳が打ち込まれる。一撃一撃がララバイの顔や肩を消し去る
覇龍憑依をしていないので飛距離は少し劣るがララバイを滅っするには十分すぎる威力だった
そして膨大な地響きとともにララバイの巨体は沈む

「・・・弱きものにも全力でぶつかる。親父の教えだ」

目の前で腕を軽く振って戦闘終了を告げた
すると、マスター達から歓声が巻き起こる

「マカロフ!こいつすごいじゃないか!」

「せいてんなんたらももらえるんじゃないか!?さすが妖精のなんたら!」

おい。一人名前忘れすぎな奴いるぞ
だがマスターはそんなこと気にも留めずひたすら自慢をしつづけていた


「お、おい・・・さすがにこれはぁ」

誰かが指をさした方向には全壊の定例会場

「あぁああああ!!」

「つ、つかまえろー!」

すまん。やりすぎた

「マスター、すまん」

「いーのいーの!どうせもう呼ばれないから・・・」

「ふっ。さすがクルス、だな」

「でもやりすぎ〜!」

俺達はその場から急いで妖精の尻尾へと逃げ帰っっていったのだった
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